NO.487355 ・ぐったり侍さん(男性/27歳) 2009/07/06 16:15:00
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>SEになるためには理系の学生の方が有利であるとよく聞きます。これは本当の話なんでしょうか?
就職活動として聞いているのでしょうか?であれば、 これは、その企業次第、としかいえませんが、結局のところ最低限の適正、たとえばSPI試験で合格点(といっても、この手のものが得意な人は対策0でもまず落ちません)さえ取れれば、どこの大学の出身云々はあまり関係がないと思われます。
大学の派閥的なものを気にする企業、大学のランクで選考があるような一部の企業以外は、正直どこの大学のどの学部だろうとまったく関係がないというのが、私の感想です。 実際、私の会社の、今年の新入社員は法律や介護、文学部、世界史など、まったく関係ない学部がほとんどでしたし
単純に、入社後にPGからSEになるのに理系であるほうが「なりやすいのか」と聞いているのであれば、決してそんなことはありません。 理系的な考え方は、PGとして働く間につければいいわけですから。 一人前になるのに3年、SEとして力をつけるのにさらに3〜5年。 それだけあれば、正直理系と文系に大したアドバンテージはないのですから。 もちろん、わずかとは言え、アドバンテージではありますから、そこに慢心せずに自分の特性を生かしていけば、それはとても大きな武器になるでしょう。
>ぐったり侍さんがおっしゃるように、例えばコンビニに関するシステムであるとか金融に関するシステムであるとか、何に関するシステムを作りたいのかということに関しては現段階で明確にしておくべきでしょうか?
必要ありません。なぜならば、大抵の企業はただ一種類の業種のシステムを作るのではなく、様々な業種においてそれぞれのシステムを構築しているからです。 もちろん専門を持っている会社もありますし、システムではなくソフトウェアパッケージそのものを作っている会社もありますけれど。
ERP、SCM、MRP、CRM、BI(これらの意味は自分で調べてみることをお勧めします。それでも分からなければ聞いてください)など、大まかに何がやりたい、というのは持っていても言いと思います。
就職活動という意味において、たとえばERP、SCMを専門にしている会社の面接で、 「私はSCMに興味があり、御社が得意とされているSAP(ERPやSCMのシステム構築で使用されるパッケージソフトウェアの一つ)を用いた在庫管理システムに魅力を感じ〜」 というようなことを言えば、相手の企業は 「ああ、コイツはちゃんと業界のことと、うち(の会社)を理解して、面接に来てるな」 と思ってくれるでしょう。
ただ、就職活動ではこのあたりはハッタリの世界でもあるので、会社ごとに「私はEBSに」「私はBIに」などと、会社の業務内容にあわせて言ってしまうのが吉です。
ただし、「必要だから」というような受身の考えではなく、「本気」でこんなシステムがやりたい、というものを持っているのであれば、それはとても大切なことです。 それは、確かな「熱意」になりますし、必然的に業界の勉強をすることになりますし、面接でもその想いをしっかり伝えることができれば、間違いなく「なんとなく情報システムの世界に入りたいから」という学生と、一線を画す評価になるでしょう。
正直、私はそこまで考えた就職活動はしていませんでしたからね。 そういった「研究」を自分でして、熱意のある学生がいれば、よほど面接でポカをしない限りは、最終面接までいかせてやりたい、と想ってくれます。 |