NO.396849 ・しろくまさん(男性/28歳) 2008/12/18 21:59:26
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ヤバイ結果になるのが明白だとわかっているのなら、やりなさい。
kaiくんには、プロの受験生になってほしい。
好きな科目以外に身が入らないのは当たり前。
試験直前にやる気がなくなるのも当たり前。
勉強してて雑念が湧いてくるのも当たり前。
好きでもない教科を勉強してるより、あったかい布団でゴロゴロしてるのが気持ちいいのは当たり前。
全部当たり前だし、自然なんだ。
そんな中、たいていの受験生は楽な方に流れるから、受験が博打みたいになってしまう。
でもプロの受験生は違う。
プロの受験生のミッションは合格すること。
合格に必要なものを見極め、冷静に、淡々とこなす。
上に挙げたような数々の「当たり前」を真剣に解消しようと努力する。
受験で確実に合格するために必要なのは、科目の知識とモチベーション。
メンタル面のケア・コントロールも、英単語を覚えるのと同じかそれ以上に重要。
プロの受験生ならば、勉強のやる気が出ないとき、自分を騙してでもやる気を出すんだ。
厳しいことを言うようだが、落ちても誰も助けてくれない。
やるべきことをやらずに落ちた、あのとき現社と生物を詰め切れなかったから落ちた、こんなことを言っても、誰も助けてくれない。
慰めてはくれるけど、不合格の事実は変わらない。
やるべきことをやらない結果としての不合格の責任は全て自分が負うんだ。
不合格の責任を負うのは自分、というとなんだか悲しいようだがそうでもない。
裏を返すと、自分の力で人生を切り拓くことができるんだから。
私の場合・・・不合格の責任を負うのが自分だ、ということに気付いたとき、全てが変わった。
合格のために勉強をした。
今でこそ歴史は好きだが、受験生の頃大嫌いだった。それこそ、ほったらかしだ。
英語や数学はやっていると楽しいし、理解が進むと嬉しかった。どんどんのめり込んだ。
でも、日本史も世界史も2次レベルまで引き上げなければならない。入試は総合力の勝負だから。
どうしたか。
1日3時間は必ず歴史の勉強をすることにした。最初は15分で嫌になった。でも我慢した。毎日毎日やった。絶対に合格したかったから。
英語は勘が鈍らない程度にやるようにして、ほとんど封印した。
イチロー選手のことを考えながらやった。
超一流のプロでも、毎日単調な素振りを欠かさないという。
自分がいかに素人だったかに気付いた。
そうして苦しみながらもなんとか乗り切った。
苦しいけど、やるべきことをやらない結果としての不合格の苦しみに比べたらたいしたことない。
最後に・・・
試験は水物。実力があっても本番で落ちてしまう受験生は残念ながら多くいる。
ただ、やるべきことをやらないで、合格する受験生は少ない。
センターまで1ヶ月を切った今、kaiくんは自分の状況に気付けた。これはすばらしいことだと思う。 あとは行動すること。
行動する、と口で言うのは簡単だが、実際はとてつもなく難しい。 行動ほど難しいものはない。
それをしっかり理解したうえで、「でもやってやる」と動けるかどうか。
プロ意識はその原動力になってくれるはず。
結果は後からついてくる。
焦らず、たゆまず、やるべきことを戦略的に淡々とこなしてほしい。
あと、今、大学受験の勉強に打ち込める環境にいられることに、感謝しよう。
周りで今の環境を支えてくれている方達への感謝の気持ちを忘れずに、全力でやりなさい!
応援しています☆ |