・かっちゃんさん(男性/26歳) 2008/12/02 20:50:08
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俺はニートだった。3年間ニート生活を続けていた。 はじめのうちはうるさかった両親も次第に何も言わなくなり俺は部屋に引きこもった。ある日親父が俺に泣きながら40万渡して言った。 「この金で自分の将来を切り開けと。見つめなおせと。」 久しぶりに見る親父の顔は痩せこけ憔悴したような表情だった。 金をどう使えばいいか分らなかった。何か資格を取ろうと考えたが一回失敗すると一年や半年試験がないものが多い。 そこで常時やっている資格試験として大型免許に目をつけた。免許の試験なら毎日やっていると苦労の末取得した。しかし3年もニートをやっていた俺を雇ってくれる所などそうそうない。苦労の末俺はトラック会社に入社して1か月。体は辛い、きつい。そりゃそうだ。3年もの間無駄な時間を送ってきたのだから。 しかしメシが格段にうまい。なにか清々しい疲れだ。 3年もニートだった俺を雇ってくれた社長のために、そしてなんといってもオヤジのため、自分のために俺は過去のあやまちを振り返らず働き続ける。 全国のニートの皆。汗をかき労働することの素晴らしさ。人との触れ合いの大切さ。親の有難味。ぜひ知ってほしい。 今度は大型2種免許に挑戦し観光バスの運転手に挑戦しようと思っている。 もう一度言う俺はこれからも働き続ける。 |