NO.348256 ・謎の土星人さん(男性/39歳) 2008/09/02 09:58:56
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皆さんはじめまして。海の猛者さん、どうもです。 m(_ _)m
さてさて、私はWW3にはならないと思いますよ。そんな事になっても、得する国ありませんから。
皆さんご存知と思いますが、ロシアがああなるのはソ連時代のツケです。統治し易いように民族を強制移住させたから…日本も200年ぐらい前には「国変え」とかしてましたよね。
ロシアの論理が無茶苦茶なのは、世界中皆知ってます。あの理屈が通るなら、世界中の大半の国がアメリカに攻め込んでいい事になります。「○○系アメリカ人は、同胞だから国籍を与える。」に始まり「リトル○○にいる我が同胞が抑圧されてるので、平和維持軍を出す。」となる訳です。
グルジアは、ロシアがヤクザなみに因縁を着けてくるのは解っていたはずです。しかし白ロシア系住民に対して同化政策を取れなかったのは、彼等が安全保障を甘く考えた結果です。少し前まで同じ国だった訳ですから、手口も順序もわかってるのに…(初代大統領はソ連時代の外務大臣です。)
しかしロシアはチェチェンとの2正面作戦が出来る程、軍が調っていません。EUもこんな所で戦争になれば、燃料代高騰に堪えられないはずです。(今でもガソリン1リットル200円越えてる所多数あります。) 勿論、アメリカも開戦は望んでいません。
ロシアは… 1.ガス資源の実質的な支配権。 2.ロシア経済権の確保。 3.黒海艦隊を含む、大西洋側の艦隊の安定した運用。 4.NATOに対する緩衝地の確保。(新規加盟の阻止) 5.旧衛星諸国へのMD参加の阻止。
…を確保するのが目的で、それ以上は望んでないように思います。実際、首都制圧出来るのにしなかったのは、NATOを刺激してはガスの新しいパイプラインをロシア抜きで作られてしまうからです。大切なお客様にそんな事しても、金になりませんからね。
中国は分離独立派は、例え何処であろうと許せないからロシアにそっぽ向きました。もしロシアが天然ガスの為に西で2正面作戦を展開するなら、中東諸国への防衛と原理主義への対応、中国からシベリアを防衛する手段が骨抜きになります。今のプーチンにそれをする度胸はないでしょう。北朝鮮情勢もバカにできません。
勿論、偶発的な開戦が暴発によって起きる可能性は無視出来ませんが、冷戦時代のノウハウがありますから、アメリカもロシアも対策も対処手段もあるでしょう。
これらの理由から、私はWW3はないと私は考えます。もっとも、延々と紛争状態にする可能性はありますけどね。
日本は抗議しないでしょう。外務省も官邸も基本的に世界平和に貢献するのが嫌いですからね。文句いうなら、ポロニウムで暗殺した時に言わないと…まぁ向こうでもめてる時こそ、領土問題を切り出すべきなんですけど…言わないだろうなぁ、次の総理も…
賢く考えるなら、天然ガスの産出国の組合を作らせるのが1番です。(OPECみたいなの)それで、関係国が利益を配当されるシステムをEUが保障する形にしないと、近隣諸国は納得しません。また、この形だとロシアも結果的に緩衝地を確保できます。本当は日本主導でこんな話をまとめて、それをマスタープランにしてチェチェン等の和平に生かすべきなんですけどね。
話は変わりますが、海の猛者さん。失礼な事を言いますがお許し下さい。
貴方の書き方について、私は最初にカキコミされた方とは違う意味で意見があります。それは…質問の意図を絞り込み難いんですよ。私の頭が悪いだけかも知れませんが…
もしご面倒でなければ、言いたい事を項目毎に整理して下されば解りやすいのですが、如何でしょうか?せっかく熱弁(熱筆?)されても、言いたい事を一気に書かれると活字は「ウッ!」と来る方もおられます。言いたい事や聞きたい事をまず述べて、次に海の猛者さんなりの考察をいくつかの項目に分ければ、きっと皆さんにも読んでもらい易いかと思います。
偉そうな物言いに見えたらごめんなさい。 m(_ _)m
ちなみにF-15DJは76億です。F-2は120〜150億ぐらいしますが、今まともにスクランブルには使えません。あくまで支援戦闘機です。(軽戦で不良品ですからね…)
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