NO.309034 ・謎の土星人さん(男性/38歳) 2008/06/11 07:21:19
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世間が「オタク」って言葉を認識し出したのは宮○勤事件前後ですよね…私が知る限り、それまで「オタク」とは差別的な意味で使われていました。
私が初めて「オタク」って言葉を聞いたのは、アニメの好きな連れが別のアニメファンともめてたので、何故もめるのかと尋ねたら「あいつはオタクだから嫌いなんよ。」と言われたのが最初でした。
その連れの説明では「オタク」は「マニア」とは違い「趣味において、手段と目的が入れ代わってる人。」「一般社会で人間関係が作れないから、趣味の世界に逃げ込んでいる人。」「都合のいい部分だけ趣味と付き合う人。」だと言われました。確かに当時「オタク」と言われた人には、社会性のない人が多く、ウンチクが多い割に何も出来ない人ばかりでした。
当時の連れの教えてくれた定義にあてはめれば「バイクの名前や性能は詳しいのに、運転も整備も出来ない人、興味のない女性等に必死でバイクの話をしたがる人。」は「単車オタク」で「サーフボードの種類には詳しいけど、サーフィンしてないのにサーファーの恰好してる人、あちこちの波の話はするけど、詳しく聞くと本やネットの受け売りで行った事がない人」は「サーフィンオタク」だし「料理のウンチクは凄いのに、いろんな料理を食べた事もなければ料理も下手な人」は「グルメオタク」となります。
そんな風な「オタク」の中には、本来大切にしなければならない趣味をダメにする人も多いと聞きます。自己中というか、人間関係を壊すというか…私自信、アウトドアのサークルに入っているのですが、自分の趣味の世界をそんな人にダメにされた事が数回あります。
ですが、現在はただの「マニア」でも「オタク」と呼ばれますよね。私が初期の頃に聞いた「アニメオタク」とかと同じなら、正直好きにはなれません。しかし「マニアの濃い人」なら、それだけ精進なされた方とは、例え趣味のジャンルが違っても仲良くしたいと考えます。
上記の話は私の周りだけかも知れません。しかし、万年彼女が出来そうにないアニメオタクが、不細工な女装コスプレをしてアニメの歌を絶叫していた時代を知っている人が、差別的な意味で「オタク」って言葉を使っていた名残が今でも「オタクは気持ち悪い!」ってイメージに繋がってるんじゃないかと思います。
ちゃんと社交的な面を持ち合わせ、常識的な人付き合いをしている人なら、私はオタクとは呼びたくありません。 |