NO.301630 ・ぐったり侍さん(男性/27歳) 2008/05/25 02:25:01
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「具体的」となると、おそらくは実際に貴方の勉強の仕方(勉強している様子、使っているテキストなど)や、テストの結果、「今の貴方のレベル」を正確に知る必要が生まれてしまうので、まずは大まかにいきましょう。
多少、アドバイスとしてきついものが生まれるかもしれません。 怒鳴ったり怒ったり命令形で書いたりとかはしませんが、「痛いところ」はつくかもしれません。
まず、「自分のレベルを自覚する」ことが重要です。 「教科書と学校で配られている問題」ですが、それが「今の貴方のレベル」のものとは限りません。 今使っているのは、「現在の学年の教科書」「受験に向けた問題」でしょうから。 偏差値35ということは、前にも書きましたがほぼ一桁点ということだと思われます。つまり、現時点、テストで点数がまったく取れてないのですから、「そのテストが解けるようになるレベルの問題」を勉強しようとしても、理解できないはずです。 まず、教科書で、「自分がどのレベルまでわかるのか」を見直してください。それは、高校一年から、場合によっては中学校の教科書までさかのぼることもありえます。私の教え子では、場合によっては高校一年を対象に、小学校の問題を使ったこともあります。 「中学校の教科書なんて恥ずかしい」とか思わないでください。 そこで自分のレベル知る、ということができないと、「何を学べば良いのか」がわからなくなります。
「社会」とか「国語」はそれをやらなくても良いです。 「理科」は物理ならやったほうが良いでしょう。 社会は基本的には歴史の流れの把握と暗記ですし、現国は読解センスとテクニック。古文漢文は、基本的には中学のときのレベルからあまり変わらないスタートですから。
もうひとつ、前にも書きましたが、「自分のやっている勉強」を見てもらうといいと思います。 貴方は数学を毎日勉強している、ということですが、どんな勉強をしていますか? 模試であれば、必ず単純な計算問題があるはずで、それが取れるだけでも偏差値はまったく違います。
数学のコツは、反復です。同じような問題をひたすら解くのです。 『基礎』の参考書、そして問題集を一冊づつ(1A、2Bとそれぞれ買ったほうがいい)。 それだけ用意してください。沢山買ったところで、どうせできません(時間的な意味で)。 とにかく、その一冊の問題集を完璧に解けるようにするのです。
参考書には、解き方の解説の後、簡単な問題が付いているはずです。 まず、解説を参考にその問題を解きます。答え合わせで答えと解法を見ても、それを理解できるまで、同じ問題を何度も解きます。 それができたら、問題集を取り出し、「先ほど参考書でといたのと同じ範囲の問題」を解きます。 これも、理解できるまで、同じ問題を何度も解きます。 これの繰り返しです。 毎日やっているのなら、翌日次に進む前に、前日やった問題を改めてやってみてください。 「理解できている」のであれば、時間はほとんどかからずとけるはずです。
まずは、数学についてのアドバイスでした。 |