NO.162195 ・汚ネコさん(男性/25歳) 2007/04/28 21:01:33
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汚ネコは高校を卒業したあとと、大学卒業したあとに就職をして挫折しました。持病は会社に申告するほどの症状では無いにしろ、同じ職場に長くいると同僚と上司には話しをせざるを得なくなるわけで、職場で理解を得ることができず短期間で退職してきました。理解されないのなら社会に出ないで、生活保護や障害者手帳で補助を受け、フリーターで細々と生きようと考えもしました。しかし、いざ申請しようと職安に行ってみると、視力が基準に達していなかったために受給資格を得ることができませんでした。だから当時の汚ネコの心境が由さんと全く同じです。健常者にもなりきれず障害者にもなりきれない。中途障害者は法や制度に守られることの無い、社会からの差別をモロに受ける対象なんだとそのとき痛感しました。いっそ目を潰すか、あるいは死んでしまおうかと当時は考えたくらい絶望してました。けど今は基準に達してないで良かったと思ってます。もし基準に達してたら大好きな車も運転できないし、好きな物も買えないし(苦笑)…正直言って今は無職で収入は全くありません。実家に戻って家族に頼りっぱなしです。知人や近所の人からは遊び人だと思ってる人もいるでしょう。肩身はめっちゃ狭いです(苦笑)働いたときに培った自信は粉々に砕かれてて、社会にもう一度出る勇気は微塵も正直ありません。けれど、申請できるようになったとしても絶対にしません。権利を剥奪されるのはもっと怖い。それにプライドを捨ててしまったために怖いものも無くなっちゃったんで、まだまだ社会で生きていける気がするからです。長くなりましたが、由さんに知ってもらいたいのは悲劇のヒーロー・ヒロインにならないで欲しいということです。夢や希望を捨てて社会から消えたり死んだりすることは中途障害者にとって簡単なことです。ぶっちゃけ消えたり死んだところでヒーローやヒロインみたいに感動されたりは絶対にしません。中途障害者は社会では認知すらされてないんですから。だから、残飯拾い食いしてでも泥水ススってでも僕らは生きて輝やかなきゃいけない。輝いて社会の奴らに自分たちの存在をアピールしなきゃいけない。そう汚ネコは思ってます。今は先が見えなくて障害があるほうがマシな気分だとは思います。けど、自分を信じて挫折を乗り越えて免許にチャレンジし続けてみて下さい。きっと先が見えなかった理由が思ってた理由と違うことに気づくはずですよ。 |