NO.158027 ・ななみさん(女性/14歳) 2007/04/06 22:35:31
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私は小6の頃、「人のものを盗んだ」と疑いをかけられていじめられました。 もちろん盗んでなどいません。 後からわかったことなのですが、その「盗まれた」と言っていた子は、ただたんに私のことが気に入らず、盗まれたことを騒ぎ立て、自作自演していたようです。それを知った時は許せませんでしたね。悔しかったです。 向こうにだんだん仲間が集まって行っていつしか私の周りには誰もいなくなっていました。 それでも頑張りました。学校に行かなかったら、きっと負けたことになる。 そう思って学校には行きました。 授業中に手紙が回ってきました。「友達やめよう」「あんたなんか友達じゃない」 誰も信じてはくれませんでした。トイレに行く時、いじめの中心の奴に呼び止められ、手紙を受け取りました。 最初は「謝る気にでもなったのかな。」と思いました。 でも違いました。内容は「盗んだのあんたでしょ?人のもの盗んで最低!あんたの弱みは握ってるんだよ?あんたに味方なんていないんだよ。」 怒りや悲しみ、悔しさから苦しさまで、一気にこみあげてきて涙となって溢れ出てきました… うさプさんのように人を避けるようになりました。 帰りに私が一人で教室に残っていた時、2人の子が話しかけてきました。 ずっと仲の良かった子たち、その子たちは私の味方になると言ってくれました。 とっても嬉しかった。その頃親にも毎日元気がないのがバレていたらしく、全てを話しました。「母さんがいるから、もう泣くな」そう言われました。なんて心強いんだろうと思いました。 結局いじめはなくなり、今はそれをバネに強く生きようと思っています。 その友達とは今でも続いています。 母や友達の支えがなければ私は今頃どうなっていたか… 本当に辛いことを乗り越えてこそ、見つけられる本当に大切なものがあります。 "強くなる"というのは人を上から見下ろすことではありません。 どんなに辛いことでも乗り越えられる人などいません。 そんなものが"強い"ということじゃなく、 いつかその友達が教えてくれました。 「今の自分に負けないことが"強い"と言うこと」だと。 大切なものがあるからこそ生きる希望があります。 大切なものがあるからこそ私たちが見つけられるものがあります。 大切なものがあるかたこそ本当の強さを知るのではないでしょうか。
頑張って^^ |