NO.130605 ・蓮華さん(女性/24歳) 2007/01/10 01:59:16
|
私も、迷津さんのように全てを捨てて、生き直したいと思ったことがあります。自分の気持ちも将来も何にも見えなくて、わからなくて…すがるようにいろんな本を読みました。法律を調べてみたりもして、生きていく知識をつけようと必死になったりもしました。法律を通して日本の仕組みや生きていくことって何だろうって事まで考えるようになりました。ある日、ふっと、…生きていくって、自然との共存で動物との共存で人間との共存なのかなって、自分を取り巻く大きな繋がりが頭を過ぎったんです。共存…「共に存る」。共に存る者同士、交わりが生じるのは必然で避けることはできません。生まれてきて1番自分に身近な「共存」は、「家族」。近いからこそ、お互いにいろいろ求めて不満も生じてしまって…いつの間にか、お互いの心に大きな溝ができてしまう。「溝」はいつしか「谷」になり、完全に取り払う事が困難になってしまいます。でも、「橋」をかければ「谷」を隔てた向こうに居る相手と、また握手をすることができます。比喩的になって分かりづらくなってしまったでしょうか。「橋」は、誰か仲介してくれる存在でも良いし、迷津さんをサポートしてくれる存在の後押しで自分から歩み寄るのでも良い。「橋」をかける方法はたくさんあると思うのです。私の母と祖母が、仲が悪かったということに、前回のレスで触れましたよね。祖母は3年前他界しました。祖母は晩年、癌を患いました。病に冒された時、家族全員の意識は変わりはじめました。「祖母の病、死」が私たち家族の心にできた「谷」を繋ぐ懸け橋となりました。母と祖母のいがみ合いは、無くなりましたし、私への虐待も無くなりました…。母と祖母の気性も随分穏やかになりました。人生、何がキッカケになるか分からないものです。家族の心が変わったのを目の当たりにした私は「不変なものはない」と思うのです。迷津さん、今、“正直な気持ちは分からない”という気持ちでも、家族のことをいつか心の中で整理できる時がくるし、友達に話したいと思うかもしれないし、焦って答えを出さなくても良いんです。一人で生きていく決意は、まだまだ先にしたって良い。 誤解を受けていては不本意なので、説明いたしますが私は「一人暮し」を否定しているわけではないのです。「一人暮しによる自立」と、「家族や過去との縁を切って一人で生きていく」ことは違うと思います。「自立」とは、自分を取り巻く環境を受け入れてこそ成り立つものだと感じます。心の依り所無しに「自立」を目指しても、心身が付いていけなくなってしまうと思うので…。家族と「離れて」暮らしても、いつか許したいとゆう気持ちを迷津さんに持っていてほしいし、今まで縁のあった友達と「疎遠」になってしまっても、「過去を捨てる」ことは出来ません…。過去を受け入れて人は「成長」し「自立」へと歩いていけるのではないでしょうか…。長くなりすぎて、要点がわかりづらくなってしまいましたね。。とにかく、迷津さん“一人”にならないでください。一人で平気だからといって、本当に一人になってしまうと…気付いたときには後戻りしづらくなります。。心を誰かにオープンにすることは“頼る(=自立していない)”とか“弱い”ことではないと思います。「苦労自慢」が人に“頼る”ことで“弱いこと”なら、人間はみんな弱いです。この私も…。 |