NO.924192 ・YUUさん(男性/29歳) 2018/04/30 14:38:13
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平安時代に「女性は生理による血で大地を汚す。大地には地の神がいて、生理の血が地の神を穢す(けがす)」との考えがありました。つまり、女性は血を出す不潔な人という考え方なのです。現在では、この考え方は女性差別ですね。でも平安時代からこんな考え方があったんです。 この考え方がある宗教は、修験道ですね。吉野山や大峯山の修験道が女人禁制です。なぜ、女人禁制なのか、それは上記の考えが根拠です。吉野山や大峯山といった神聖な山に女性が入ると、山の神が怒り、災いが起こるとされるのです。だから、女人結界門という門があります。この門から先、女性は立ち入り禁止という門です。女性立ち入り禁止なんて女性差別をしていると思うでしょうが、1,000年以上も続いている伝統なので、簡単に伝統を変えることはできそうにないです。
以上のことから、相撲のような神事、宗教で女性の立ち入り禁止をしているのは、こうした考えが根拠にあるからです。
それから、巫女は処女でなければならないとのことですが、神に仕える者は清浄な者でなければならないとの考えがあります。神は清浄なもの、つまりきれいな人や物、場所を好む。処女は、男とSEXもしていない穢れてない象徴なのです。SEXをすることは、血を出したりするので、身体を汚す。身体を汚すことは穢れた身体になることを意味します。だから、巫女さんは処女でなければならないのです。
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