NO.921400 ・テルさん(男性/45歳) 2017/09/27 00:06:42
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>保守は山田洋次監督の作品など見てはいけないと思いますか?
なんで難しい問題になるの? 逆に、なぜ難しく考えるのか…そこをむしろ不思議に思ってしまいます。
禅の教えに「両忘」というのがあります。 大か小か、高か低か、左か右か、是か非か、善か悪か、自他、迷悟、AかBか…
その二元的思考をやめその両方を忘れると心に平穏を得られるよという心の静寂を得られる為の教えの事を言います。
それで言うと… 失礼ながら貴方の頭の中というか心の中は少々騒がしい感じですね。
また、禅の修行には「一つの事に集中しなさい」というものがあるそう。 お茶を飲む時はお茶を飲む事を、何かを食べる時は何かを食べる事に集中する…
そのお茶がどんな味がするのか…濃さはどうで、味わいはどうで、なんてお茶で、それは甘いのか苦いのか香ばしいのか… そのお茶の温度はどうか、どんな香りがして、以前飲んだお茶と違うのか同じなのか、そのお茶はそもそも美味しいのかどうか… そのお茶を飲む時、寒いのか暑いのか…お茶を飲んだ時どんな景色情景がありどんな音がしていたかしてなかったか… それを飲んだ時、その場その時の自分は何を感じたのか… それを飲むとどんな気持ちがしたのか… それを飲むと自分はどうなったのか…
主さんは、お茶を飲みながらつい政治や文化の事を考えたり話したりしそうですが、そのお茶の味やお茶の事はあんまり頭にはなかったりします?
何かの料理を食べる時も同じですよね。 何を食べるかはそこは好きに決めていいですよね。 その時々の気分もあれば、ただの好き嫌いもあるので。 自由に食べたいものを食べればいい。 また、自分が決めた訳でもなく誰かに出されて何かの料理を食べる事もあるかと思います。それも、それでいいのでは。
ただそれを食べるとなった時には、一番大事なものはその料理がどんな味がしてその料理が美味しかったかどうかだと思うんです。 ただ腹が膨れればいいというものでもなくせっかく誰かが味をつけ丹精に作ってくれたもの、それをちゃんと“味わう”ことが重要かと思います。
美味しければ美味しい、美味しくなければ美味しくない…それでいいのでは。 辛いなら辛いを、甘いなら甘いを味わい、そこにどんな思いが生まれたか、それ食べて楽しくなったかならなかったかを楽しめばいいし、それ食べて気分悪くなれば気分悪くなったでいい。 大抵は美味しく幸せなものだったりしますよね。
そこにあるそれをただ味わい、それをただ楽しめばいい。 それはただの料理なんだから。
例えば韓国料理も、そして映画も同じでは? マズければマズイでいいし、美味しければ美味しいでいいのでは。 どんな味がしどんな気分になったかを味わえばいいのでは。
私は韓国の人の性質や考え方や韓国の政治は正直言って好きじゃないです。むしろ嫌い。 が…キムチは旨いので大好きです。キムチに罪はありません。 冬になったらキムチ鍋は外せません。
もし…自分は韓国の政治嫌いだからキムチ鍋など食わないって人がいたら“そうか、それは大変だね”と思います。
その人がどう思ってようが私には関係ありません。旨いものは旨い。 寒い冬には温かいキムチ鍋をハフハフ言いながら旨い旨い、冬はこれに限るなあーとか言いながら今年も食べます。 だって美味しいものはやっぱり美味しいんですから。
山田洋次監督の映画は面白いですよね。 私もテレビで流れてるとついつい見てしまいます。
それが好きなら、左か右かなど忘れて、ただただそれを楽しめばいいのでは。
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