NO.910501 ・ナインさん(男性/99歳) 2016/04/30 21:23:02
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どのようにってゆーか、そもそもメディアの役割が「国やその国の政党におけるプロパガンダ」なわけよ。プロパガンダてのは特定の思想や意識にかたむけるための宣伝行為のことな。
例えば、北朝鮮が自国のテレビで自国の全てを賞賛して国民に「素晴らしい国である」と故意に刷り込ませようする姿がソレだ。北朝鮮や独裁国家のプロパガンダが「非常に分かりやすい」だけで、日本や先進諸国のソレが「分かりにくいだけ」。
だからこそメディアやそれを扱う放送企業なんかが優遇されてて羽ぶりも良い業種になるし、どんどんと規模も大きくなるって寸法だ。
つまり、メディアによるプロパガンダ行為てのは、統治国家における必然ツールということになる。なので、圧力というよりはそれこそ互いがウィンウィンになる癒着関係といったほうが適切。
では、何で日本のプロパガンダが分かりにくいのかっつーと、メディアから国民へ向けて発せられる情報に「娯楽」が混ざっているからだ。それから「報道の自由」と称して、特定の思想だけではなく数多の思想も織り交ぜられている。そういうわけだから資本主義国家(先進諸国)のプロパガンダは非常に分かりづらい。しかし、分かりにくいため長期に渡ってソレが実践できるし、それだけに効果がバツグンだ。
で。日本でのプロパンガンダに「娯楽」が織り交ぜられたのが、ようするに「戦後」だ。敗戦国となった日本は戦勝国アメリカの協力によって高度技術成長と復興を果たしたわけだが、それと同時に新しいメディア(プロパガンダ戦略)も敷かれてしまった。
これが「3S政策」と呼ばれる戦略で、スクリーン(映画/TV)、スポーツ、セックス(性産業)という娯楽産業を用いて、大衆の関心を政治に向けさせないようにする愚民化政策になる。
つまり、国民を娯楽に溺れさせて政治離れを定着化させる目的。西洋文化に憧れさせてアメリカを敵視させないようにする目的。天皇崇拝だった神道国であり仏教圏でもある国民の善悪解釈やモラルを、キリスト教思想のそれに転換させる目的だ。 まあ、アメリカでアメリカ人が国家にやられている政治的プロパンガンダをそのまま日本に持ち込まれて適用されただけなんだけどよ。
ただし、日本ていうのは特別な国なわけで、アメリカ資本主義寄りの本来のプロパガンダと、中国アジア共産主義寄りのプロパガンダが共存している。具体的にいえばTV局や新聞社でそれぞれにわかれている。
ただ、どちらにせよ目指しているのは「娯楽にハマって政治的興味を無くし、それでいながら真面目に働いて高額の税金収めるが当たり前な感覚にある奴隷国民を増やすこと」なので、本来仲が悪いハズの2つの思想が共存できているというわけだ。
例えば、911同時多発テロが「アメリカの自作自演」だとか、日本の大地震も「人工地震兵器が引き金だ」と陰謀論めいた話をすると、「オカルト脳のバカ」だと笑われてしまうような風潮があるだろ。陰謀を否定するほうが常識人だというような感覚だ。
しかし、政治的な解釈であると「そのタイミングでそういった事件が起こること」に妙にツジツマがあったりするので、そういったいわゆる陰謀も信ぴょう性の高い推測になる。
そういった話を「バカバカしい話」とだけ解釈し、政治的な陰謀である可能性を考える人間をあざ笑う風潮にある状況こそ、3S政策なりプロパガンダによって愚民化された結果論でもあるな。西洋人の顔立ちや容姿を一番ステキと捉えて、それになりたがる感覚もまさしくこれと同じだ。 |