NO.910002 ・ナインさん(男性/99歳) 2016/04/13 22:16:49
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本当に惨めなのか?ってところだ。 世の中の一般的な考え方であると、良い名刺を持って、良い給料を得て、良い家や良い車に乗って、といった社会的な権威力と物質的豊さが、つまりは人間における幸運のバロメーターになっているが、果たして本当にそうなのかだ。
少なくとも俺はノーだと思ってる。 なぜならば、そのような幸福の矜持を持っている人間で、尊敬できるような人間が少ないからだ。
確かに、そういった人物は押し並べて学歴も優秀であったり、それだけに努力家だったり、頭の回転も早いのかも知れない。しかし、だからと言って人間性が優秀で豊かであるかは別問題だ。逆にそういった人物の多くは、良くも悪くも自信があることで、自身の能力をかさにかけ、出来ない者にただ辛辣で、自分の主観だけを最適解とみなして横暴に生きてるような節もある。
30年同じ職場に居ることは今の時代凄いことだ。そして、その年齢で夜中まで仕事の出来る体力と精神力も凄いこと。また、牛丼一杯で幸せを感じられるのであれば、これほど安上がりで粋な幸福の楽しみ方はない。何十万もかけて海外に行って高級ディナーを食べてようやくそれなりの幸福が得られるという人間が、ただの鈍感なバカにさえ思えるということだ。
もっと自分の静かな忍耐力に自信を持ったほうがいい。比べるものが間違っている。 |