NO.901631 ・旅人さん(男性/19歳) 2015/09/03 23:38:26
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学校の授業と優秀さについて 勉強できる人は生きている間で自然と予習をしている。 親が教えてくれたとか、兄姉が勉強しているのを見たとか、家に本があったとか、 関連する記憶をある程度持ってて、授業の時に照らし合わせるような感覚で覚えられるんだと思う。 僕は、長男で親は非教育熱心だった。 だからほぼ予備知識無しで学校に通っていた。 初めて聞いた事を次の瞬間問題解いてーって、んな訳あるかぁ!!! と小学校の時から思っていた。 自然と優秀な人間は生きているうちに自然と文化的資本を吸収できる環境にあったのだと僕は推測する。 努力すれば並ぶ事ぐらいはできると思うよ。あくまで成績だけに絞った話ですが。
物事には表ルールと裏ルールがあって、社会はもちろん表ルールを求めているから学校では徹底的に表ルールで教育する。 学校は教師に生徒が質問してこそ教育の質は潤うのだけれども、インターネットや進学など暗黙の価値観が邪魔してそんなの実際はできないよぁ………と思う。 ここ最近になってからだよ、知らない事を教えて貰うんじゃなくて「調べろ」と言われるようになったのはね。 なぜ?という問いに対し思考して課題を乗り越える、その楽しさを味わうのが学習の美味いところなんだよなぁ。 教育学者に言わせれば詰め込み教育がどうとか、頭の良い奴に余計な事を考えさせない為のエスカレーター式進学システムだとか、真剣に考えると教育の問題にぶつかるね。 社会では協力して生産する事を求めている。 そのときに労働者同士、または労働者と使用者が一般教養という形で価値観を統一させ、生産をスムーズに行わす目的で日本の教育というものはできている。 (歴史的に見て日本の公民用の学制は経済成長を主とした富国強兵という姿勢から作られている。) 働きたい奴は一般教養や職業技術の為に勉強する事になるし、学問に惹かれた奴は大学へと引っ張られる。 日本の学校は私立で付加価値がよっぽど充実していない限り、多くは働く為に作られているので、言ってしまえば個人がどんな能力を秘めていようが同じ知識を持っていて 指示すれば同じように動く(知識に差がないから知恵が生まれない)労働者を生み出す為に勉強させているんだ。 だから、表ルールを強く教えるし少しでも反社会的な素振りを見せると当たりが強いのさ。
だから、覚えることはあまり問題ではない。 表ルールを知っていてほしいだけで、あってその先に受験や就職試験なんていう学力を問われる場面でどれだけ自分を証明するのかって程度が正しく解っていれば、 闇雲に頑張るなんて馬鹿な発想より、賢く判断できる。 これは、もっと歳のいった大人が言ってやるべきなんだ。 |