NO.898326 ・通行人さん(男性/40歳) 2015/07/06 18:08:03
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整理する論点として、瞬間的に100ミリシーベルトの放射線を浴びると細胞一つ当り200回のDNA損傷が発生し、細胞の癌化率は0.5%上昇します。更に瞬間的に1シーベルト(1000ミリシーベルト)以上を被曝すると、血が変質して鼻血などの出血が見られます。
ココで更なる論点として、細胞内のミトコンドリアがATPを生産する代謝の過程で細胞一つ当り毎日10億コの活性酸素が発生し、その活性酸素の一部がDNAを攻撃する事で、細胞一つ当り毎日「数万〜数十万のDNA損傷」が発生し、それをDNA修復機能がせっせとDNAを修復しています。
更に放射線の内、低線量にはホルミシス効果が最新の研究で明らかになりつつあります。これは低線量の放射線を浴びると、抗酸化機能の向上、DNA修復機能の向上、癌細胞自殺機能の促進、癌細胞捕食機能の強化が望めます。
放射線に最も弱いと言われる精源細胞の最適ホルミシス値は毎時20ミリシーベルトです。毎時20ミリシーベルトとは細胞一つ当り毎時40回のDNA損傷が起きる程度であり、ミトコンドリアが発生させるDNA損傷の1%前後に相当します。ただホルミシス効果の抗酸化機能が高まるので、活性酸素の処理が促され、トータルのDNA損傷は大幅に減少します。
ちなみに福一近隣の放射線は高い所でも毎時数十μシーベルトであり、最適ホルミシス値である毎時20ミリシーベルトの数百分の一の線量です。そうそうネズミに数分間で250ミリシーベルトの放射線を照射した所、ネズミが元気になったそうです、ではでは´ω`)ノシ |