NO.897517 ・ナインさん(男性/99歳) 2015/06/29 13:24:21
|
兄弟に限らず、年下の人間を気遣い、導こうとする姿はかなり立派だ。ただし「導く」のと「介助する」のとでは意味と価値がまるで異なるし、また、同じ教育を受けても人は人それぞれの受け取り方になる。
つまり、何が正解なのかは本人が定めるモノだ。 それを、きみの言う「洗脳教育」で、きみ自身が実感しただろ。 「それは違って俺はこうだ」とな。 今のきみのままで行くと、将来、その祖母祖父と似た者同士になるからな。
大人になるっつーことは、親からの干渉が無くなって自由な身になるが、それだけ自分の行動に責任を持たざるを得ない状況になるので、大人になればなるほど不自由にもなる。一般的にな。
そして、だからこそ見切り発車が出来るのは若いうちだけだ。 そういう意味では身内から言われる「社会に出ろ」という命令であり、忠告であり、アドバイスであり、尻叩きは、何も間違っていない。
満月さんの言うように、今のきみは机上の空論だ。 良くも悪くも「現代人らしく」、ムダや無価値を嫌って世間と知識を狭めているし、自身の価値観を他人に問う力がまるで無い。力とは経済力や権威ではなく「器」の問題だ。器を持つには「経験」が必要だ。
ムダをこなして、それをムダにしない奴が人を導けるのでな。 |