NO.897111 ・ラインハート、優しい時間さん(男性/57歳) 2015/06/23 15:30:18
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恋とは不思議なもので、欲求が満たされるたびに変質していきます。
でも、お互いが求め合うことは、ごく自然であり、それを抑制させることは難しい。
そこに「矛盾」があるのですね。
恋心は、「許された場所」には存在しにくいもんなんです。 そしてその欲求が満たされるたびに心は変貌を重ねていく。。。
まるで、鍋の湯の中に調味料や具を入れていくように、元の湯が段々と料理に変わっていくように。 そこまでは味覚の重ねによって豊穣さは増す。
でも、煮詰め過ぎると味覚は落ちていきますよね。。。(求め過ぎると恋心は朽ちてゆく)
つまり、恋は遂げられた瞬間から消失に向かっていくものかも知れません。
それを持続させられるものは、「悲恋」しかないかも知れない。
遂げられぬ恋ほど、切ないものはない。。。永遠に心に宿る。
それから、男は自分の要求が叶うたびに情熱は衰退していきます。 躯を重ねるたびに、こころが離反に向かう。。。 どれほどイイ女であったにせよ、時間の長短の差異はあるにせよ、そこへと向かう。。。哀しいかなそれがオスの性(さが)。
でもね、そんな男でも彼女にベタつかず、何か自尊心を持ち、打ち込むものがあれば(女以外に情熱を持てるもの/例えば仕事等)、その男の恋は別の意味で変わってくる。 恋の器に満水させないところに、恋の永続性が生まれてきます。
決して彼女は俺のものには完全に成り得ないというところに「妙」があるように思います。 その意味では貴女は、彼から少し距離を置くことが、いいかも知れない。
今、恋をなさっておられる女性の方にトリビアを一言。。。
「求め過ぎて来る男には要注意」。
また、恋人を選托するなら 「バリバリ、何かに打ち込んでる男性にすべし」。
そこらへんに女のしあわせの指針があるように思いますので。
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