NO.894827 ・オウさん(男性/39歳) 2015/05/18 10:38:45
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男の友達が多いってとてもいい事だね。 で、そんなもんかと言われたら...そんなもんだよ(笑)
でも勘違いしちゃいけないって思うのは、そっけなくなってる(気がする)のはなにも君の事を嫌いになったわけでもないし、親しみを感じてないって事でもないし、もう君の事を仲の良い相手ではないって思ってるわけではないって事なんだよ。 実はそうではなくて“どう接したらいいかこれでいいのかうまく判らずその戸惑いと照れが出てきてる”って事なんだよ。 だけど昔から知ってるあなたの前でキョどるのも変だから出来るだけ平気なフリをしようとしてしまい...それが“そっけない”って態度になっちゃってるだけなんだよ。
詳しくいうと、『成長』という過程の中では幼稚園とか小学校くらいまでは男の子だ女の子だとかいったって互いの認識は実際はさほど違わないんだよね。 極端な話だけど違いは相手がスカート履いてるかズボン履いてるか髪が長いか短いかの違いくらいの認識で、お互いにさほど違いの認識がしっかり出来てないものだから男も女も一緒くたになって相手を意識せずにキャッキャいって走り回ってたり転がり回ってたりする。 赤ちゃんの頃なんてそれこそお互いに『男か』『女か』すら判らなくてそんな認識すらなくて『なんだお前』的にお互いをぺちぺち叩き合ってたりするでしょ(笑)
でも小学校の高学年や中学生くらいになってくると男女はお互いの“違い”を少しづつ判ってくるんだよね。 例えば男の子は女の子に対して少しづつ“あれ?なんかアイツオレと違うぞ”“一緒じゃねーぞ”とその自分との違いってのを認識してくるんだよ。 互いが“異性である(自分とは異なるんだ)”と判ってくるんだな。 なにせ見た目も変わってくるよね。 女の子は胸も少しづつ膨らみはじめ見た目もより“女らしく”なってくる。特に小学校高学年から高校くらいまでの間はいうなれば急激に変わってくる。 どちらもただの『子供』だったものがそれぞれ『女』や『男』になっていくよね。 頭の中でも異性というものへの興味も激しく出てくる。Hとか性への興味ってのも出てくるよね。どっちにもね。 すると今までは相手を何も気にせず何も意識せずにきゃっきゃ言って騒ぐ事が普通にできた(はず)なのに、相手と自分の違いがはっきり判ってくるし、その『違い』ってものを意識しちゃって“いつものまま今までのままでいいのか”って感じでどう接してしいのかよく判ら無くなって戸惑っちゃう…って事になるわけ。 その照れや照れ隠しが加わって『そっけない』になったりするんだよ。
ほら、最近でいうと『寄生獣』って映画あったよね。 あれに出てくる女の子が幼なじみの主人公の男に対して昔のまま変わらずきゃっきゃ言って接しているのに男の方はその女の子の事を『幼なじみ』というよりも『女(女の子)』として意識しちゃってどう接していいかこれでいいのかよく判んないそんな戸惑いがあってちょっとキョドってるのか“そっけない態度”をしてるよね。 あれまさに“どう接していいか判んなくて戸惑ってる”もので...つまりそういう時期だからなんだよな。
つまりあなたを嫌いになってきてるとか話しにくいと思ってるとかではなくて、“こいつは良いヤツだ”と思わなくなったって事でもなくて、どんどん大人(の女)へと成長していってる貴方にどう接していいか戸惑ってるだけだから、相手にあるその事情を少しは理解してあげてあなたは気軽に話しかけてあげてるとそのうち相手もまたちゃんと応えてくれて『女の子の中では一番話しやすい』という感じに思ってくれるようにもなる。 相手もそうやって戸惑いながら『大人の男』になっていってるんだからそういう相手を茶化したりバカにしたりはしないで変わらず気軽に話しかけていると『ただの幼なじみ』ではなく『変わらず接してくれる良いヤツ=大事な幼なじみ』という風に理解してもらえる。
そういう時期って一番楽しい時期でもあるからそういう悩みさえもまあ、楽しんだらいいと思うよ。
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