NO.879606 ・ナインさん(男性/99歳) 2014/10/16 17:09:06
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つい何百年前までは、口減らしという文化が平然とあった。日本にも世界各国にも。 口減らしとは、家族の食い扶持を確保するために、労働力として見合わない老人や幼子を捨てる行為だ。文化だけあってそれも容認された行為で、それほどの咎めも当時は無かったわけだ。
正直に言って、俺個人ではこの考え方が非道には思えない。というのも、どうやっても家族分の米が無く、どうやっても協力援助者が居なければ、最終的に残る結末は「家族を減らす」か「共倒れするか」の二択しか事実上ないわけで、そこで共倒れを選ぶことが決して正しいとは思い難いからだ。
しかし、今現在の一般論は違う。倫理観を念頭にし、堕胎する行為は殺人と同等に扱われ、それを良しとする人間は極めて少ない。ただ、そうは言えども現状日本の中絶率は5人に1人の高い確立で中絶がなされているという事実がある。
この高い中絶率は、間違いなく“夫婦間にならない安易な性交渉”が反映したものだろう。そして、これで犠牲になる命は本当に虫ケラ同然の扱いであるし、たとえ俺でも許し難い。
さて、きみはどうだ。 食べるための金銭面で悩んでいるのか、旦那と仲が悪くなるのがイヤで悩んでいるのか、可愛がる自信が無くて悩んでいるのか。
つまり、何を“一番の理由にして悩むか”で今後の不安や悩みが大きく変わっていくことになる。 そして、社会ではなく“自分にとって何が一番正しいのか”を定めなければ、産み育てるにしろ堕胎するにしろ、一生悩むことになるぞ。 |