NO.879101 ・優しい時間さん(男性/56歳) 2014/10/10 00:50:24
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非常に興味深いスレだったので、お返事させていただきますね。。。
貴女の感慨ですが、「モノ作り」な方が、感じるそれ特有の感覚だと感じました。
私も建築デザインを営む者ですが、作画(デザイン画)の創作の段階では、無心に取り組むのですが、そして完成画においてもそれなりに納得します。
。。。でも、さあ、クライアントに提出する段階にきて、時に「なんじゃこりゃ〜」って、提出に拒むことがございます。 満足していたはずのものが、今日はいかせん、駄作に感じ入る時が。。。なんかスッキリしないままに。。。
これって、なんだろうか?と思うしだい。
それは若い頃に多かったようにも思います。
打算ではございませんが、最近は「ま、いいか」って感じで自分を納得させています(開き直りかな?/笑)。
あのリバウンド感ってなんでしょうね?。 そんな時はいつも「自分は才能ないなぁ〜」って思う。
作品のどこかに「偽り」が隠れていて、おしなべていい作品と見せようと疑心させる。。。それに気づかずに。。。 だからこそ、冷静に自分の作品を後で眺めた時、そんな疑心が表沙汰にされる。。。
つまり、表層に囚われていると、その内実がおろそかになってる時がある。 内実に自信を持たない限り、こころの充足感を知ることが出来ない(作品に納得出来ない)。
あの有名な建築家の作品のように近づきたい。 あんな風に描きたい。。。そんな空想に苛まれて先導されてしまう。。。
そして出来あがったものを洞察すれば、シラけて見える。
つまり、オリジナリティーの欠如で、納得していない自分がある。
「内実」。。。それは独自性(オリジナル)ということ。
貴女は小説家を志しておられ、その作品にも、貴女なりの自尊心をお持ちだと思います。 また、他者もその作品に賞賛くださる方もいて。。。
でも、自分には「何か」が足りない。。。 本当は「こんなもんじゃない」と。。。
そんなジレンマに苛まれているのでしょうか?。
そう感じた時、増々自分の創作意欲も減退していく。 はい上がろうとすればするほど。。。 ガラスの輝きはその脆さの現れのように、脆弱さに怯える。
上手に書こうと思わずに、もっと「自分らしさ」にこだわった方がしっくりくる場合もある。 自己満足の虚しさ。。。無思慮でめでたい自分に気付く。
子供の頃、気持ちのままに作文を書いた時のように、夢を想像して描いた絵のように、もっと自分に素直になって創作に対峙なされてはどうですか?(上手く書こうとは思わず、思いのままを書こうとする方が)。
そんなところに貴女も内実に触れてフィードバックさせれば、また違った意識に満足出来るやも知れませんね。。。
口実(自分の弱さ)に甘んじて、俗性に流されているような感覚から抜け出せるようにも思いますので。
もしかしたら的外れな回答かも知れませんが。。。ならご勘弁を(汗)
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