NO.877372 ・優しい時間さん(男性/56歳) 2014/09/18 02:44:49
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私が一番心配なのは、人をちゃんと愛せるかということです。 好きな人も彼氏も今までできてきました。 でも、終わりばかり考えてしまいます。 将来や結婚生活を想像できないのです。 子供は大好きです。でも、愛情は続かないだろうなぁといつも どこかで考えてしまいます。だから、本気で 人をすきになれません。
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*母親のこころの闇
貴女のお母様は、貴女に辛くあたる。。。そこには母として女としての闇があるようにも思いました。 貴女の幼い頃から母と父の関係がよろしくなかったと言われていますが、そこには、お母様の「孤独」があったのだと推察します。 愛されなかった自分、その挫折感の中で深い絶望と嫌悪が。。。 それはお父様への怨念や憎しみが、お母様のこころを衰弱せてしまい、虚無感を与えた。
その背景には、子供である貴女と妹さんの存在との間で、その感情的恐喝の犠牲となった。 母もまた女性。「愛されたい」と望むことは当たり前。 でも、取り戻せない「やるせなさ」に自分のこころを死なせてしまった。 妻としての子供への愛着と、夫への愛情飢餓感。。。 その間で彼女は苦しみました。 そんな鬱積した積年の思いが、ストレスとなり、こころは晴れない。 その感情のよりどころを娘である貴女に八つ当たりとなる(貴女が父親と似ている点も誘因して)。 そんな心理的背景があるようにも感じました。
*お父様の立場
愛し合えない妻との関係。。。(理由は分かりませんが) そこで彼もまた、その愛情飢餓感から他の女性に癒しを求めて妻に背信してしまった。彼も迷宮していた。 癒されるべき家族が、そこにはなかった。。。 妻と夫は、お互いに負の連鎖を繰り返し、修復できないまでにこころは離反してしまった。帰るべき場所のない夫。父もまた孤独だった。
*母親と娘の関係
当然、こころの荒んだ母は、貴女(娘)に対しても大らかではいられなくなった。愛すべき娘ではあるが、病んだ母には受け入れることが難しかった。上手くしたいと考えても、苛まれたこころでは、まともに向かい合えないままに。そして貴女との「確執」を生んでしまった。
*父親と娘の関係と娘の人生観
仲の悪い母と父。そのような環境の中で育った娘は、「愛」を信じられなくなった。自分の存在さえ不透明にさえ感じて。 自分の存在意義を見失ってしまった。 家族の中に父親は不存。その虚無感の中で男性に対しても「不信感」が芽生えた。「男性という存在」に疑問符を抱く。 そのような心理背景があったようにも感じます。
「娘の恋愛能力は父親で決まる」と心理的に言われています。 貴女にもそんなトラウマが生まれたのではないかと考えます。 つまり、子供は両親の関係性において、自分の人生観や恋愛観の基本を学ぶものです。 まして娘は、父親の男性像がそのまま、「男性観」にリンクします。 浮気ばかりする父親に子供(娘)は、どうして信頼感を得ることができるでしょうか?。 「男ってそんものか?」と疑問視するやも知れない。 自分が結婚しても、母や父のように幸せになれないのではないかと。。。 信じることができなくなる。そして異性愛にも消極的ともなる。 それは、打算的な家族が生み出す温床ともなって、娘の人生にまで暗い「影」を投影してしまいます。
*これからの貴女
自分を見つめなおすこと。 愛されなかった自分にこだわらず、自尊心(アイディンティー)を持つこと。 しいたげられた母親への怨念と疎害された父親への怨念を捨て去る努力をすること(そんなこころの内を一度、父とお話してもいいかも知れない)。
過去にこだわらず、自立心をもって未来に遠視すること(雲煙過眼であること)。
貴女にとって、ご両親の胸を内を知っても意味のないことかも知れません。 でも、「理解」することで貴女はその閉塞した場所から抜け出せる糸口になるかも知れない。
貴女は自分のご両親から学んだことを、メソッドと捉え、自立なされてご自分の人生に反映なさること。 そして将来に向けて、自分と親との経験を反視し、上手にカスタマイズさせて「愛ある家庭」を目指してください。穏やかなこころの懐柔に向けて。。。
「きっと私は、しあわせになってみせる」と信じて。。。 「肝胆相照」な彼氏との出逢いを夢みて。。。 自分のような惨じめな子供にせぬよう、「愛」をいっぱい注げる家庭構築を目指して。。。V
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