NO.868912 ・ぐったり侍さん(男性/32歳) 2014/07/06 09:37:08
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日本みたいに平和な国だと、事故や事件、病気などもそうですけど、基本的に他人事、自分は特別でそんなことにはならないって子供のうちは思っちゃうんですよ。 大人になると、自分じゃなくても友人や家族が事故や病気で亡くなったり、自分もいろいろ苦しんだり思い通りに以下無かったりと「現実」「社会」に触れて、決して自分は特別なんかじゃないんだってすぐに気づくんですけどね。
>テレビなどを見ていても戦争は起こらないと言う人もいて、戦争は近い将来起こると言う人もいて、混乱しています。
テレビのコメンテーターにしても、「戦争は絶対に起こらない」という意味では言ってないはずです。 「起こる可能性は低いだろう」くらいでしかありません。 前回言ったとおり、日本からしかけることは「ほぼ」有り得ない状況ですから、あとは相手が日本に戦争を仕掛けるメリットデメリットの大きさを考えると、デメリットが多いのは間違いないからです。
ただ、それでも起きるんのが戦争です。 第一次世界大戦、第二次世界大戦が「どうしておこったか」「なにがきっかけになったのか」ということを調べてみると良いと思います。
>武力以外で、人を殺す以外で、物事を解決できる方法はないんでしょうか。
もちろんありますし、それが話し合いです。 ただし、それにしたって「何らかの力を背景、脅しに利用した話し合い」です。 力とは当然武力もありますが、他にも経済力、資源力、人力、などがあります。 これらを武器として話し合うのが国際外交です。これらの「外交」で旨く行かなくなったときにとる、悪手といえる手段が「戦争」という外交です。 基本的には、お互いが譲り合うことの出来ないことがかかってる場合、話し合いって事実上の「脅しあい」なんですよ。 また、話し合いには時間がかかるので、時間が無い場合には戦争になることもあります。
>15歳の私は何をすれば、少しでも平和を続けることに貢献できますか?
勉強することだと思います。そして視野を広げることです。 戦争そのものは悪ではなく、一つの手段に過ぎないこと。 国際外交での話し合いとはそれぞれの力をバックに持った「脅しあい」であること。 そういった事実を知り、理解し、その上で戦争を起こさないためにとれる具体的手段は何かを、「戦争をなくそう」というような理想論ではなく、「戦争を起こさないためにどのようなことが有力か」ってことを考えましょう そして、貴方が選挙に参加できるようになったら、そういった考えを持った上で真剣に参加してください。 日本は「民主主義」という、国民の力によって政治を動かせる国です。
逆に言えば、『愚衆政治』といって国民が馬鹿だとめちゃくちゃになってしまう国でもあるんです。 そして、多くの愚衆は、「平和」「正義」といった崇高な言葉に弱く、現実の残酷さを直視しないで理想論を支持します。 だから、勉強がとても重要なのです。
たとえば「日本が核兵器を持つべき」っていう意見を聞くと、それだけで猛反発したり絶対に悪だと言う人が居ます。 しかし「日本の核兵器保持」は日本の平和においてそれなりに理に叶った意見です。 反対するのならば、より理に叶った反論をするべきであって、「感情」での反論は意味がありません。
ですが民衆の多くは「理」ではなく「感情」で反対し、且つ攻撃をするんです。
ちなみに私は「日本の核兵器保持」は「今」はデメリットが多いと思うので反対です。 ただし、選択肢としては当然盛っているべきだと思います。
>32歳のぐったり侍さんは、平和を守りたいと思いますか??
もちろんです。痛いのやだし。 ただ、この平和や生活レベルが日本では無い国の「どこかの誰か」の苦しみにと犠牲によって成立していること、戦争を起こさないと幸せになれない人がいることを知っています。 そして、今の平和と生活レベルを放棄してまで、そんな「どこかの誰か」を救いたいとも思っていないのです。
ゆえに、「自分にとっての平和」を守るために、それを脅かそうとするものに対抗するために武器をとり、人を殺すことを私は「是」としています。 もちろん、そうならないための努力はした上で |