NO.868643 ・優しい時間さん(男性/56歳) 2014/07/03 23:53:55
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君の「その」文字の羅列を読んでいて、私なりに真摯に御答えしたいとレスいたしますね。。。
君は多分、女性の「貞操観念」について問題定義されているようにも感じました。
結論から先にいうとね、男と女、その愛には理屈で斟酌できるものではないということ。つまり男女愛は「非論理的」でもあるのです。
君は実に純な方ですね。。。誠実といいますか。 でも、その君の性に対する「嫌悪感」は、決して異質なものではありません。 私も若い頃は君と同じように悩んだものです。 例えば、AVなどの動画において男と女がとんでもなくワイセツで邪淫な行為を観て、「こころに割り切れぬ焦燥観」を抱くこともあった。
よく男性が若年の時に言う言葉に「あんな可愛い顔をして、よくもあのようなことが出来るな?」と。。。 そのように男とは、幼い頃から女性に対して清楚でいて羞恥心や自制心を兼ね備えた清らかなものであると羨望しているものです。 でも、それは素敵なことではありますが、現実はそうではないのですよ。
男も女も、そのような概念の中では生きてはゆけないものだからね。。。 モラルや理性、後悔や反省さえも踏襲させて、今目の前にある「性愛(快楽)」に埋没してしまうという人間の『業』というものを抱えてもいるのですよ。 そこには当然、論理性などない。知性でも理性でもない。 そこにあるのは、ただ、身体の奥底に潜む本能という魔物なのです。 それが目覚めた時、男も女もその感情は誰も静止することは出来ないのですよ。 そこにはね、いくら正論をかざしても通じないものなのだから。。。 「その愉悦」を知ってる者は、君の言う論理の中には生きていないのです。
哀しいよね?。。。理想としている女性像が崩壊して行く姿なんて。。。 「あんで、そんなことまでするのか?」そのような嫌悪感に私も若年の頃、悩んでいたこともあった(男女のインモラルな性戯に)。。。。
好きだった彼女が他の男に抱かれた。。。その時はこころは地獄を見る。 その男に露骨にも脚を開き、性器を晒す姿を。。。また、その男が彼女の躯を蹂躙するその景色を想像すれば気が狂いそうになるくらい。 純愛を求めても、「それ」には到底及ばない。。。そんな挫折感の中にこそ、「真実」もまた見えてもきます。 そのパラドックスこそ本当の現実なのです(男女愛とは残酷でもあり、そこが素敵でもあるのですよ) それを受け入れることで「本当の愛」の意味も見えてくる。
男女愛とはね、それは情熱というよりももっと凄まじい執念(厳しくも激しい)さえ感じるもの。
処女や妊娠、射精そして純愛。。。それは尊い男女のイディオムだけど、男と女、ひとまず愛が燃焼すれば、その愛は本人らにとっては絶対的な信念ともなる。常識や道徳でそれを審査しようとしても無駄のですよ。
男女愛は、「その向こう側」にこそ真実があるのだから。。。 当然それは決して純粋なものではなく、嫌悪や矛盾、エゴや憎しみ、深い愛着や嫉妬など様々な概念が入り乱れてもする。 でも総じていえるのは「それこそが素敵」なのですよ。 それが哀しいかな男と女の真の姿なのです。
愛が深まるにつれ、エゴは増幅する。その愛を凌駕させるためには増々底深い傲慢さも必要ともされる。苦しい。。。とても苦しい。。。でも「愛さずにはいられない」。そんなジレンマに悩み苦脳する。それが男と女のリアリティーでもある。
処女でない女性を妻として迎え入れられない。。。その合理性は現実の中では困難でもあるのですよ。
過去のいくつかの愛に挫折し、傷つき再生を繰り返しては生きるために成長してきた女性だとしてもそれは無理なことかな?。。。
そんな彼女を受け止めてあげることの出来る男の愛も深いとは思わないかい?。 処女じゃないと女性は「綺麗(こころも)」ではないと思えるのかい?。 男には理解できないところもありますが、女性には「男の性を受け入れる時」にはそれなりの説得力があるもの。その逆に「拒絶」にも。。。(女の愛は確信的である。男のようにファジィーではない)。
それは女性特有の「性(さが)」だからね。 そんな女だからこそ、男は翻弄され羨望もする(それが男の愛の適応能力ともなる)。
君も、好きな女性に巡り会い「霊肉一致」を繰り返せば、きっと「その境地」を見ると思う。 その時、今の貞操観念は脆くも消えてしまってることに。。。
哀しいかな、男と女って本来、そういった生き物なんだから。。。
君もこの先、たくさんの女性を愛し、そして抱いては愛に修練なさってください(愛に苦役してこそ、男は大人になれる)。
それと最後に一言 女性は男以上に精神は逞しく、ラディカルであることを忘れないように。。。(優しく、美しく、か弱いものではないということを)
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