NO.862757 ・ミラさん(男性/43歳) 2014/05/07 19:30:53
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阪神淡路大震災の時はな、標高が低い地域はほとんど壊滅やったな。 ちょうど電車が走っとる所で、駅から近いし便利な所やねんけど、ほとんど壊滅。 で、怖いんがな、地震で倒壊を免れた建物でも、大火災には勝たれへんのや。 どっかの家からガス漏れしたんか、ストーブの火がついたんか知らへんけど、とにかくどっかから火災が発生して、辺り一面が火の海になったんや。 昔はボロい木造住宅が多かったしな。 震災直後はな、街一面が火の海やったんや。 俺らはその火の海を歩いとったな。
ま、ぶっちゃけ街がそんな状態になったら、備えなんか全く意味が無いねんけどな。 最初の大きな揺れで家が倒れたら、生き埋めになるしか無いねんし。 でな、そういう人が多かったんや。 生き埋めになっても、助ける人もいっぱいおったんや。 せやけど、火が迫ってきたら、助ける事もできひんのや。
特に駅の近くに住んどった人は、そういう死に方した人が多い。 駅前は便利やけど、標高の低い場所に住んどる時点で、何の対策も役に立たん場合が多いと思うで。 頑丈な病院かて潰れとったし、高速道路も倒壊しとったからな。
せやからな、大震災の一番の対策は、標高が高い山の上の方に住む事や。
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