NO.861916 ・Kさん(男性/42歳) 2014/04/29 13:38:21
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*排卵は生理開始日の前日から数えて14日前頃〔注意:排卵後の生理不順が無いことが前提〕 ・排卵された卵子が受精能力を持ってる時間は48時間 ・精子の寿命は 7日±3日〔最長10日(大抵の精子は 3〜7日で寿命を迎える。7日以上10日内は稀にある長寿命な精子に注意が必要な期間〕 ↑ これから「排卵する日から数えて10日前 〜 排卵後48時間」が受精の可能性がある期間となります。
男性器は、 10億匹の精子を蓄積してる 「精巣上体」 と言う場所があり、性的に興奮して勃起すると 射精用の精子を一時保存する 「精巣上体尾部」 と言う場所に1回の射精に使われる精子が押し出され、 射精精子一時待機所の 「精管膨大部」 と言う場所に移動を開始する 『射精準備過程』 があります。 この時、一旦 「精巣上体尾部」 に精子が押し出されると そこから先は封鎖されてる場所が無いため 「精管膨大部」 に移動した精子は 精嚢と言う場所から分泌させる「精嚢分泌液」を浴びて 1秒当たり2〜5匹が必ず“すり抜け漏出”します。ガマン汁 (カウパー腺液) が分泌されていると1.5 倍に増えると言われてます。
※カウパー腺液が分泌される理由 尿道は尿で酸性に保たれており、そのままでは酸性に弱い精子の生命低下が起きるためアルカリ性のカウパー腺液で弱アルカリ性に中和し、精子の生命を保護します。 カウパー腺液が分泌される前に漏出する精子はアルカリ性の精嚢分泌液が上手く吹き掛けられて包まれ尿道の酸性に触れることなく“すり抜け漏出した精子”となります。
また、女性の膣内も普段は酸性ですが 愛液 (アルカリ性で膣内を弱アルカリ性に中和する液) が分泌されて濡れていると精子の寿命を高める環境に適した状態になってます。
30秒 避妊なし挿入してたのなら、60〜225匹の精子が膣内に“すり抜け漏出”してることになり、この精子が 受精場所である卵管膨大部に到達した場合、上記の「受精の可能性がある期間」と重なってたら受精・着床 (妊娠) する可能性があります。
生理不順は、 心情 (喜怒哀楽・苦などの思い) の激しい変化・睡眠不足・疲労などのストレスからホルモン分泌バランスが乱れて起こります。 着床してないにも関わらず『妊娠してるのでは?』と言う心情が強く出た場合、妊娠中のホルモン分泌バランスに変わってしまい「想像妊娠状態」になることもあります。
@卵胞ホルモン分泌の乱れにより、卵子の生成が早まったり遅れたりする A黄体ホルモン分泌の乱れにより、子宮内膜の生成が早まったり遅れたりする
生理不順の原因は この2種類から起こりますが、卵胞ホルモン分泌と黄体ホルモン分泌は互いに 交信し合ってるため、どちらか一方が乱れると もう一方も乱れます。 例えば、卵子の生成が遅れた場合 子宮内膜の生成も遅らせ 排卵日に着床可能とする子宮内膜が生成されるようバランスをとります。 また、排卵は予定通りに行われ受精もしておらず生理黄体形成がされていても、その後 ストレスなどでAが起きた場合、新たな子宮内膜の生成が遅れ古い子宮内膜が中々 剥がれ落ちず生理が遅れる現象が起こることもあります。
受精の可能性がある期間に行為を行っていたら妊娠の可能性は捨てられませんが、 「少し体調を崩していたこと」「不安」「イライラ」のストレスから生理不順を起こしてる可能性もあります。
生理予定日を5日ほど過ぎても生理が来ない様であれば妊娠検査薬で検査してみてください。
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