NO.88613 ・エースさん(男性/40歳) 2006/09/04 19:47:24
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梅毒は、トレポネーマ・プリズムと呼ばれる原虫によって移り、外部から感染するものを[後天性梅毒]、母親の胎盤を通じて胎児に感染するものを[先天性梅毒]と言う。後天性梅毒の殆どは、セックスによって感染するが、トレポネーマのついた飲食器やカミソリ、衣服、ハンカチなどから移る事もある。トレポネーマは、皮膚に傷(目に見えない傷も含む)のある場合に、その傷口から感染し易く健康な皮膚からはまず感染しない。一般的には、梅毒はその症状によって[梅毒第1期][梅毒第2期][梅毒第3期][梅毒第4期]に分けられる。第1期は、感染してから3週間後に初期硬結と言われるシコリが出来るが自覚症状はない。その後リンパ腺が腫れ、感染後9週間以上経った第2期では、喉に炎症を起こしたり、梅毒性のバラ疹や丘疹、膿を含んだ発疹などが出来る。これらは自然に消失し、以後数年間は同じ様な症状の再発を繰り返す事がある。感染後3年で第3期に入る。あらゆる部分にゴム腫と呼ばれる腫れものが出来、やがて潰瘍になるが、これも自然に消失して潜伏してしまう。そして感染後10〜15年経つと第4期症状が現われる。この時期になると脳と脊髄に変化を生じ、最後には廃人同様になってしまう。但し、血液検査で早期発見出来れば100%完治する。 |