NO.856042 ・Kさん(男性/42歳) 2014/03/10 00:20:10
|
誤認性的行為防止指導を行ってる者です。
『痛い』と言う現象が起きるのは 「前戯不足」 または 「挿入拒否反応を起こしてる」かのどちらかです。
性交の時は、男性器を受け入れられる態勢を作る必要があります。
@愛液 (潤滑液) の分泌がされていること。 [この潤滑液によって滑らかな挿入が出来る]
A前庭球と言う海綿体への血流が高まっていること。 [海綿体への血流が高まると膣筋に弾力が付き伸縮自在になる]
この2つが整った態勢を『挿入受入態勢』と言います。
上記@の愛液分泌は 性的刺激 (愛撫など) によって、通常の心情から性的心情 (性的興奮による性的思い) に傾いた時点でスイッチが入り、性的心情が上昇していくにつれて分泌量が増します。 逆に、性的心情から通常の心情に傾いていくとスイッチが切れ普段の状態に戻ります。
上記Aの前庭球への血流は 性的心情の上昇 (@の継続) によって、膣口周辺に血液が集まり収縮していた膣口や膣筋が解れ弾力が付きます。 逆に、性的心情が低下すると膣口周辺への血流が停止し普段の状態に戻ります。
どちらか一方でも欠けた場合、全ての女性が痛みを発したり出血したりします。
何度も挿入経験がある女性は、@が整うと挿入を受け入れたい気持ちが高まり 自然とAが整う傾向にありますが、初めての場合「挿入」事態が判らない状態なのでAが整い難いことがある上、「挿入に対する恐怖心などの心情」と「性的心情」が交錯し上記の 逆に、 と記載してる方向に傾き整いかけてた挿入受入態勢が停止してしまうこともあるため、恐怖心などの心情をあたえず性的心情のみ高めるテクニックが男性側に必要な場合もあります。
「挿入受入態勢が整い難い体」もしくは「挿入に対する恐怖心から拒否反応を起こしてしまう心情がある」ようであれば、そのままの状況では産道でもある膣を傷つけてしまうので、挿入はあきらめ「前戯のみ」を繰り返し行う様にし、体慣らしを行ってから挿入に移ったほうが良いです。
|