NO.854139 ・たぎさん(男性/46歳) 2014/02/22 11:44:00
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感情は、直接コントロールすることができません。直接コントロールできるのは思考と随意筋です。感情は、筋肉で言えば不随意筋のようなものです。走れば心拍数を上げられるのと同じように、思考や行動によって感情を間接的にコントロールすることができます。例えば、
相手「どうしたの?」 自分「色々あって落ち込んじゃって」 相手「似合わねー」 自分「私、帰る」
というケース。
感情的には、その思いやりのない一言に、ひっぱたきたいくらいの憤りを感じたのかも知れません。しかし、感情をそのまま表現するのではなく、一瞬、考えて欲しいのです。実は、感情と行動の間には隙間があるのです。その隙間に、サッと思考を割り込ませて欲しいのです。そして、一呼吸おくとか、ちょっとその場を離れるとか、あるいはその隙間の中で、 「もしかしたら、おちゃらけて、私を元気付けようとしたのかも知れない」 と考えることができれば、爆発しないで済むかも知れません。 でも、憤慨した感情はすぐにはおさまりません。 「私を元気付けようとしたのかも知れないけど、正直、不快だわ。何があったのか話してくれる?って聞いて欲しかった」 と、気持ちを素直に言えば、感情もおさまってくるのではないでしょうか。
ポイントは、感情と行動の間には隙間があるということを意識することです。
参考になれば幸いです。 |