NO.853895 ・テルさん(男性/99歳) 2014/02/20 02:00:03
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それって『価値の喪失』なんですよね。
少し他の話で例えると判ると思いますが… 例えばもし貴方が結婚していないで貴方に彼氏がいないというような時…彼氏が出来る事をとても望んでしまいます。 運よく彼氏が出来たらいいんですがそうそう簡単に彼なんて出来たりしなかったりもします。 また、たまたま彼が出来たとしてもその彼が“いい彼”じゃない場合もあったりしますよね。
そんなこんながあっても、幸運にも結婚を意識できるようなそんな彼と巡り合ったりするとそれはそれはとてもうれしい事にもなるし幸せな事として感じる事が出来るんです。 デートするととても幸せだし、手をつないでいるだけで幸せだしセックスもしたいし、相手の望む事はなんでも応えてあげたいとも思うし、そしてずっと一緒にいたいと思う。 けど、ホントに結婚してずっと一緒にいるとなると…その幸せはどこへやら…
どんなおいしい料理も毎日食べると飽きるなんて例えられたりしますが、本来あったはずの素晴らしい価値が、もうふつうに毎日当たり前のように自分の身近にあるわけですからついついその価値を自分が忘れてしまい見失ってしまう事があるんですよね。 それが価値の喪失。 いわゆる『慣れ』ともいわれるもの…
つまり、自分は何もしないでただただ時間の流れにまかせるまま、ただただ自分が感じる感情の流れに好き放題任せたまま放置しているだけだと… “本来はとても大事でとても大好きだったはずのパートナーの価値を自分が何もしなかったがゆえに喪失してしまう”んですよね。 いわば…『彼の価値』という電池を放置したままにしてしまって自然放電されるままにしちゃってるような感じ…といえばわかるでしょうか。
『パートナーの価値』という電池は他でもない貴方自身が自分でちゃんと充電していかないといけないんですよ。 でないと『貴方にとっての彼の価値』というものをどんどん喪失してしまうんです。現状の貴方のように。
その責任はパートナーにある場合もそりゃ時々はありますが…それはパートナーが浮気したとか貴方の信頼をひどく裏切ったとかいう場合のみにいえる事で、単に以前のように好きではなくなった大事に思えなくなった…というのはパートナーの責任ではなくまるっきり貴方の責任だったりします…よ。 恐らく貴方は時間と感情の流れるままなにもしないで放置してしまってたんでしょうね…
“価値の充電”は、まずはそれが無かった頃の自分を常に思い返し思い出す事(パートナーの価値を思い出したり思い返す事)と、そして、意識してパートナーと過ごす今ある時間や物事や経験の価値を『当たり前のもの・無価値なもの』とはしないでそれを幸せな事なんだときちんと捉えてそれを『彼がいるからできた』『彼だからできた』と認識してその“彼の価値”として加点して積み上げていくようにする事だったりします。
とはいえ…こういうのは“失くした辛さ”“無い事の苦しみ”をあまり経験していないそんな経験不足の人や10代や20代なんかの場合はそれこそ様々な事にそもそも経験不足なので中々判んないんですよね…
そもそも“手をつないでもらう”だけで幸せだった頃の自分を忘れていつのまにか一緒にいる事を当たり前の事としていつの間にかそれをゼロ基準にしてしまい…それゆえ今一緒にいる事で見えてくる彼のマイナス点ばかりを減点していくだけだったから…だから触れられる事すら“気持ち悪い”と感じるまでなっちゃったわけです。
セックスの事にしてもただただ相手任せなだけで、自分からも“自分も気持ちよくなれる”ようなセックスをパートナーと一緒に作っていこうとしてこなかったから…だから今のような状態になったといえるわけ。
ま…『気持ち悪い』というそこまでいっちゃうともう価値の回復ができるかどうかは判りませんが…
例えば『彼が急にいなくなってしまう』というような事を考えてみるとか…彼は旦那ではなく『男性なんだ』って事を改めて認識しなおしてみる事で…少しは彼の価値を回復できるかもしれませんよ…
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