NO.852280 ・たぎさん(男性/46歳) 2014/02/05 11:58:08
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どうして、小さなことを気にしてしまうのでしょうか。例えば、電車でお年寄りが立っているのを見かけたとき、あの人、席を譲ってあげればいいのになーと思いつつも声が出ない。静まり返った車内で声を出すのが恥ずかしいとか、生意気だと思われないかとか、そんなことが気になって思いやりが行動にならない。そんなちっぽけなこと気にせず、思ったまま行動すればいいのに。席を譲るように促すことは、人として偉大な行為です。それに比べて、恥ずかしい気持ちなどちっぽけなことです。
それなのに、どうして気にしてしまうのでしょうか。
それは、自分の身を守りたいからです。人として正しいことよりも、自分の身の安全の方が優先されるからです。恥ずかしい思いをすることは、自分の身に起こる危機だと感じてしまいます。どうしてそんなことを危機だと感じるようになったかは分かりませんが、過去に、恥ずかしい思いをしてバカにされたとか、あるいは目立つことをして笑われたとか、そういう経験が危機だと感じるきっかけを作ったのだと思います。
しかし、それは体に染み着いてしまった誤解です。恥ずかしいことをしても、目立つことをしても、あなたの身に危険なことなど起こりません。ですから、体を納得させるか、体の反応を無視するか、どちらかによって、あなたの思いやりを行動に起こしてください。
相談者さまの言う通り、そんな小さなことを気にして出し惜しみするのは馬鹿らしいです。正しいと思ったら、怯んではいけません。
かなり、想像が入ってしまいました。的外れであれば聞き流してください。
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