NO.848793 ・たぎさん(男性/46歳) 2014/01/04 19:27:14
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相談者さまが大好きな自分とは、
全然イライラせず、何に対しても寛大な自分 毎日充実している自分 自分の弱さをさらけ出せる自分 勉強が大好きな自分 学校が楽しくて、毎日ウキウキしてしまう自分 影響力がある自分 敢然と立ち向かう自分 我が道を大手を振って歩く自分 家族が自慢で仕方がない自分 自分のいいところが数えきれないくらいある自分 自信の塊のような自分 相談できる友達が沢山いる自分
これを全部満たしている自分ですか?
そんな人はいないと思います。どんな理想を教え込まれたのか分からないですが、求めるものが余りにも現実離れしていると思います。100メートルを5秒で走れと言っている様なものです。そんな、幻を追い求めて、できないのが当たり前なのにできないことに悩んで、無駄な時間を過ごしていませんか?もっと、現実を見ましょう。どうして、そんな幻を追い求めるようになってしまったのでしょう。誰かの期待に応えようとし過ぎていませんか?さらに、その誰かの期待という幻を、自分自身で繰り返し思い描くことで、どんどん、どんどん、思い込みを強めて、幻が現実のものに見えて、それ以外のものが見えなくなっていませんか?
まず、相談者さまが大好きな自分は、幻であり、空想であり、妄想であることを理解してください。そして、これからは現実を見るようにしてください。
現実の見方は、以下の3ステップです。 1.ありのままを受け入れる 2.改善のゴールを決める 3.改善の手段を考える
ありのままを受け入れるとは、例えば、すぐにイライラするのであれば、それを拒否せず、自分自身の現実の姿として受け入れるということです。そして、そのままでいいと思ってください。すぐにイライラしてはいけないのですか?それは何故ですか?何故イライラしてはいけないのですか?すぐにイライラするとどうなるのですか?別にイライラしたっていいじゃないですか。イライラする人はいないのですか?イライラしたことがない人っているんですか? 要するに、イライラしたっていいんです。イライラするのは当たり前だとさえ言えます。イライラしない人なんていないんです。 さて、ここからがスタートです。イライラしてもいいんだけど、イライラして周りに当たり散らすのは、ちょっと周りに迷惑かもしれない。そう思うなら、イライラしても、周りに当たり散らさないという改善のゴールを決めましょう。 そして、そのゴールに到達するための手段を考えます。例えば、自分自身でイライラしてきたことを感じたら、一旦その場を離れるとか、深呼吸するとか、気持ちが落ち着くまで一旦黙るとか。その他、色々な手段がネット上にも見つかるはずです。
他の項目も同じように考えてみてください。 「毎日無駄に過ごしてもいいんだけど、ボランティアでもやったら誰かの役に立てるかもしれない」 とか。ポイントは、まず毎日無駄に過ごしてもいい、と思うことです。毎日無駄に過ごすとどうなるんですか?そんな人沢山いますよ。毎日無駄に過ごしてもいいんです。いいんだけど、もっといい過ごし方があるかもしれない。そう思えるかどうかです。それは、人から与えられるものではありません。自分で思うものです。 |