NO.848104 ・テルさん(男性/99歳) 2013/12/29 15:23:46
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場所変えたらいいんだよ。
居る場所、住む場所、働く場所を変えればいい。 仕事は既にやめたかもしれないけど、そもそも“居る場所”が変わってないから流れる時間も何も変わってないように感じるんだと思うよ。
往々にして過ぎる時間は回りに影響されてる事が多い。 だから“回り”を変えればいい。
私も一度生まれ育った都会の真ん中からある地方都市へ引っ越した事があるんだけど当時それだけで流れる時間の感覚が大きく変わった事がある。 早い話、田舎に行けばいい。
例えばだけど学生の頃、沖縄のある離島へ2か月ほど働きながら滞在した事があるけど、そこでも流れる時間が全然違った。 現地の人はそれを“沖縄タイム”って呼んでたよ。 同じようにオーストラリアに半年ほど滞在したこともあるけど…そこでもゆっくりした時間が流れてたよ。 現地の人はそれを同じように“オージータイム”って言ってた。 仕事で経済変革の激しい時期の中国や台湾にいた事もあるけど、そこでも都市部と田舎エリアの時間の流れのびっくりするほどの違いに驚かされた事がある。そこでも田舎で流れるゆっくりした時間を“カントリータイム”って言ってたよ。 『いる場所』によって流れる時間が全然違うんだよ。
仕事辞めたのならそれはちょうどいい機会。 貯金生活をしてるならなおちょうどいい。 同じ“貯金を食いつぶす”なら、失った自分を取り戻せる場所で貯金を食いつぶせばいい。
早い時間の流れで失ってしまった自分を取り戻すのは実はさほど難しくはないんだよ。 ただ“居る場所”を変えてみるだけでいいんだから。
もし田舎に行くのはイヤだ。場所を変えるのもイヤだ出来ないというのならその時はもう諦めるしかない。 手を伸ばさず足を動かさずに手に入るものなんて何もないしそれで今囲まれているイヤなものから逃げられる事は普通はなかなかないもので…それと面と向かって戦うか逆に受け入れてしまうかしかないものだからね。
選択の場面でどの選択をするか何を選択するかは結局は自分次第で好きなのを選んだらいいと思うけれど…自分を取り戻せるような緩やかな時間の流れるそんな場所はあるよって事は…参考になればと思う。
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