NO.846383 ・たぎさん(男性/46歳) 2013/12/11 13:49:49
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苦しみの原因は、 そうではないのに、そうでなければいけないと、思うところにあります。ですから、そうでなくてもいいと思えれば解放されます。 以下に説明します。
スーパーマンではないのに、スーパーマンでなければいけないと思うと、苦しいですよね。 英語が話せないのに、話せなければいけないと思うと、苦しいですよね。 歯並びが悪いのに、歯並びは良くなければいけないと思うと、苦しいですよね。 髪の毛がないのに、髪の毛はなければいけないと思うと、苦しいですよね。 リーダーシップは取れないのに、リーダーシップを取らなければいけないと思うと、苦しいですよね。 プレゼンテーションが下手なのに、カッコ良くプレゼンテーションできなければいけないと思うと、苦しいですよね。 マイナス思考なのに、マイナス思考ではいけないと思うと、苦しいですよね。
そういうことなのです。
すでに言いたいことは伝わったと思いますが、苦しみの原因は、 「そうでなければいけない」 と思っているところなのです。そもそも、そうではないのに、そうでなければいけないと思うのは矛盾しています。そうでなければいけないのであれば、そうでないものは存在できなくなります。しかし、実際には存在するのであれば、そうでなくてもいいということです。
スーパーマンではない人が存在するなら、スーパーマンではなくてもいいということです。 マイナス思考ではいけないなら、マイナス思考の人はこの世に存在できなくなります。本当にそんな世界を想像していますか? マイナス思考でもいいのです。 マイナス思考でもいいのですが、相談者さまはマイナス思考を克服したいと思っている、ということですよね? 英語が話せなくてもいいのですが、英語を話せるようになりたい、というのと同じです。その場合、英会話教室に通ったり、留学したりしますよね。つまり、練習するのです。
マイナス思考を克服する練習をしましょう。
「何もかも怒られるのは自分」 「友達も悪いのに怒られるのは自分」
本当にそうなのか検証してみてください。そもそも、゛友達も゛と書かれているので、相談者さまも悪いのでは?そうであれば怒られるのは当然ではないでしょうか。そうではないとしても、文意からは 「私は悪くない」 と読み取れますが、相談者さまは悪くないなら、怒る側も怒りようもないと思いますので、怒る側が何か誤解しているのだと思います。そうであれば、マイナス思考にならずに、その誤解を解けばいいのです。それが練習です。悪くないのに怒られたと、悶々としていないで、 「それは誤解だよ」 と言う練習をしてください。誰々が嫌いというのも同じです。どこが嫌いなのか、何故そこが嫌いなのか、好きになれるところはないのか。そもそも、嫌う必要があるのか、好きになる必要があるのか。そうやって、一つ一つ検証していくことで、段々とマイナス思考はなくなっていきます。何故かと言うと、゛マイナス思考゛という言葉の意味には、必要以上に悪く考えるという意味が含まれています。悪く考えることが必要なときもありますが、それはマイナス思考とは言いません。検証作業を通して、必要以上に悪く考えることがなくなり、マイナス思考が改善されていくのです。
もう一度言いますが、まずは苦しみから解放されるため、マイナス思考でもいいんだということを理解してください。マイナス思考ではいけない、そう思い込まされているだけです。苦しみから解き放たれて、思考の自由を手に入れてください。応援しています。 |