NO.86593 ・エースさん(男性/40歳) 2006/08/30 03:38:42
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当初、ニッカーボッカーズ(英:Knickerbockers)は裾が邪魔にならないスポーツウェアとして野球、ゴルフ、乗馬、自転車、登山などで多く用いられました。日本でもそれらの用途で広まりましたが、今では工事現場の作業服として用いられる事が多いです。他にニッカ(ー)ボッカー(ズ)、ニッカポッカ、ニッカズボン、ニッカー(ズ)とも呼ばれます。ニッカーボッカーズの名前の由来は、オランダからアメリカへの移民が着用していたブリーチズと呼ばれる短ズボンが起源で、1809年ワシントン・アーヴィングが『ニューヨークの歴史』というニューヨークに住むオランダ人移民者についての本を著しました。この時、アーヴィングはオランダ系の名前であるディートリヒ・ニッカーボッカーというペンネームを用いました。この本が人気を博してくると、次第にニューヨークのオランダ人移民とその子孫の事をニッカーボッカーと呼ぶようになり、更に本の挿絵で彼らが履いていた短ズボンがニッカーボッカーズという名前で呼ばれるようになりました。現在でも英語でKnickerbockerというとオランダ人移民の事を指します。 |