NO.830250 ・ジャイロさん(男性/39歳) 2013/08/24 04:00:44
|
結婚にしても、恋愛にしても、必ずしも皆が皆「最愛の相手」や「100点満点の相手」では無いと思う。特に結婚相手などは、相手へ傾ける想いの深さよりも“その先の長い共同生活”を優先して考えて相手を選ぶ人が、自分の知るなかでも男女限らず数多くいたので。
また、俺らの年齢よりもさらに上になる言わば昔の人たちは、結婚に対する考え方が現代よりももっと社会的かつ現実的で、例えば「嫌だったけど見合いさせられて良家の方と結婚した」などといった話が多く、そういった様子も半ば常識的にあったというハナシです。
ようはそういった相手選びをした人というのは、良い意味で「相手への妥協」をしているわけで、その妥協するポイントが、相手の容姿なのか、収入なのか、傾ける想いなのかは個人差があって人さまざま。しかし、それを「納得」して一緒に居るわけだから、相手に対して必要以上に求めないぶん案外と長続きする関係にあったりするもんです。
んで。あなたの場合、彼との交際が「正解かどうか」を悩んでるわけですが、この答えは「どんな相手を選ぶべきか?」というコトよりも、“自己の納得によって定めるもの”だと思います。
つまり、自分のなかで相手を選ぶための重要な1本の基準を設けなければ、おそらく今後誰と交際しても「この人ではないかも」と毎回のように悩みますよ。そして、それと同時にその重要な1本の基準以外の不足分については、必要以上に相手に求めてもムリだと考えるほうが良いでしょう。それが「良い意味の妥協」の本質であるし、相手を受け入れる優しさや思いやりといった“長続きさせる要素”にもつながります。人間は完璧じゃないのでね。
というわけで、自分のなかで基準を明確にするために、一度今の彼と距離を取って冷静に考えるのもありですし、別れて他の人と交際するのもありです。自分という人間にとって何の項目が一番「満足」に値するかを考え、それを優先視することで基準というのは自ずと定まります。
ああ、あと、恋愛ドラマはあんま見ないほうがいいっすね。何せほとんどの恋愛ドラマは最愛の相手や100点満点の相手と相思相愛になって幸せになるなんていうそれこそ夢物語ですからw |