NO.817618 ・Kさん(男性/41歳) 2013/05/20 21:28:18
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*受精の可能性が発生する期間 精子の寿命:72〜240時間 (通常168時間位ですが、稀に240時間位 生きてることがある) 排卵された卵子の寿命:24〜72時間 ↑ これから、「排卵の240時間前〜排卵後72時間」 が受精の可能性が発生する期間。
※妊娠は、受精場所である 卵管膨大部 で受精した受精卵が、細胞分裂を繰り返しながら 7日程かけて子宮へと下り、子宮内膜に着床後 妊娠黄体形成が完了した時点で妊娠が成立します。
*避妊無しで挿入した時期が、上記の受精の可能性が発生する期間 (生理不順で この期間に重なった場合を含む) であった場合、挿入した時点から受精の可能性が生します。 理由は下記。
男性器は、 10億匹の精子を蓄積してる 「精巣上体」 と言う場所があり、性的に興奮 して勃起すると射精用の精子を一時保存する 「精巣上体尾部」 と言う場所に1回の 射精に使われる精子が押し出され、射精精子一時待機所の 「精管膨大部」 と言う場所に移動を開始する 『射精準備過程』 があります。 この時、一旦 「精巣上体尾部」 に精子が押し出されると そこから先は封鎖されてる場所が無いため 「精管膨大部」 に移動した精子は1秒当たり2〜5匹が必ず漏出します。ガマン汁(カウパー腺液:射精時の潤滑 兼 酸性の尿道を弱アルカリ性に中和する液) が分泌されていると1.5倍に増えると言われてます。
射精は3〜4億匹の精子が精液内に混じってるので、『漏出する精子は射精時よりも はるかに少ない』と言うことだけであり、完全な外出し(中で射精してない) でも“漏出した精子が受精場所である卵管膨大部に到達した場合”その精子が生存してる間に排卵が起こった 又は 既に排卵した卵子がある と、受精する可能性があります。
行為後 60時間内であれば事後緊急避妊薬 (アフターピル) の処方を受けることが可能でしょうが、その期間を過ぎている場合は 生理予定日 1週間後に検査薬を使用して確認するしかないかと思います。 ※稀なケースですが、行為を行った日が排卵前であり排卵時に受精の可能性がある と医師が診断した (行為を行った日→受精 までに期間があり子宮内膜を剥がし落として着床を防ぐ時間がある) 場合、60時間を経過していても処方を認める医師も居ます。
また、「処女であっても 排卵する体になっている」 ならば受精する可能性が発生します。
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