NO.817549 ・ぐったり侍さん(男性/31歳) 2013/05/20 01:30:34
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ええと、ここはスレ主さんへのアドバイスのためのスレですので、「私」に対して意見があるのなら指名スレでしてください。
一応、「スレ主さん」へ向けて、また実際部下を持ち、現場責任を追う身として「このようなケースにおける考え」を書いておきます
一言で言えば、直属の責任者に対して「確認」をしない部下はきわめて厄介です。なにか問題が起きたとき、また現実として問題が発生していても、それらを認識できないからです。 だからこそ「どこまでが自分で判断できることなのか」をちゃんと理解できている部下がとても重用します。
今回のケースで問題なのは、先輩に権限がないのであれば、ボールペンだろうが消しゴムだろうが 「権限が無いにもかかわらず雑用品の申請を独断で受理していない」 ことにあります。 ここが本質なんです。 極端に言えばこれは仕事の放棄です。 もちろん、会社の中でその行為が許されている可能性もありますが、そうでなかったのなら単純にその先輩が「間違った仕事の仕方をしている」もしくは「間違ったやり方を教えている」ことになります。
これは、規模は様々ですが会社の方針が「個」に落ちないという典型的な悪手のケースですし、私の会社含め、管理手法のラーニングでは、発生していれば問題とすべき内容です。 逆に、そういったことが許されているような会社は、管理能力が欠如していると言っていいでしょう。
良好な人間関係を作る事は、ビジネスにおいてとても大切です。 仕事をするのは機械ではなく、「人」だからです。 しかし、「人間関係を良くするため」に仕事をするわけではありません。
「報告すること」を前提とした上で、「出来る限り人間関係を壊さないようにする努力」は、出来るならするべきでしょう。 ちゃんとした上司であれば、そこは踏まえた対応をしてくれるはずです。 実際、管理職ではそういうトレーニングやロールプレイ研修をしたりします。
再度言いますが、大事なのは「そのジャッジをできる責任者は誰か」をしっかり把握出来るようにすることです。 そして、今回のボールペンのジャッジは、明らかに貴方の判断、そして「先輩」では確認が取れない内容です。
もし私なら先輩に 「確認させてください。備品の申請に対して私の裁量で可否を判断して良いのですか?」 と聞き、もしYESだった場合、「わかりました」と言った上で、 別途、責任者である上司に 「備品の申請に対して私の裁量で可否を判断するよう指導がありましたが、そのようにして問題ありませんか?」 と確認を取ります。
ぶっちゃけ、私は新入社員の部下に対して、「そこまで」できるようになることこそを望みますし、会社からもそのように指導を受けています。
報告や確認をしない部下、作業内容の目的理解をしない、疑問を持たない部下ほど怖いものってないですよ。
あ、例外があります。貴方の会社が小規模でほぼ身内だけのような場所で「なあなあ」が社風になっている場合です。 そういった会社では、「規模が小さいから目立たないこと」を軽視しがちですから。
以上が、実際のそういった立場の人間として、スレ主さんに向けた意見を含めたアドバイスになります。 ご参考ください。 |