NO.816287 ・とれ〜にんぐまにあさん(男性/41歳) 2013/05/05 20:31:48
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>プロテイン摂取しないで運動してたほうが良かったってことですか?
必ずしも、そういうことではありません。トレーニングの強度に照らして、適切な栄養摂取が必要である、ということですから、トレーニングの強度が強ければ、当然に多くのタンパク質摂取が必要となり、逆に、それほどの強度でなければ、過剰のタンパク質摂取は不要というだけのことです。からだが必要とする分だけを摂取する、からだが生理的に欲することに正確に対応する、ということですね。
先にも述べましたが、ここで重要なことは、プロテインの功罪を問うことではなく、健康男児さんが取り組まれているトレーニングの内容です。さらに言えば、健康男児さんのからだ作りの目標設定です。 からだ作りの目標が、誰の目にも見て、大きく盛り上がった大胸筋、明確に割れ盛り上がっている腹直筋、ということであれば、それなりの、かなりの強度のトレーニングを実施する必要があります。同時に、多量のタンパク質摂取が必要となるわけであり、通常の食事内容だけでは難しいので、プロテインを利用することになるわけです。 健康男児さんのご希望を推察すると、どうやら、トレーニング内容の見直しが必要なのではないかと思われます。自重トレだけでは、健康男児さんのご希望をかなえることは難しいのではないか?ということです。
高強度、つまり、高重量の筋トレを行うとなると、どうしても用具が必要となるため、自分で揃えるにせよ、ジムに通うにせよ、お金がかかることになります。ここからは、健康男児さんの事情次第ですので、ご本人の希望と現実を天秤にかける形でよくよくご検討ください。
ただし、自重トレでなんとか頑張りたい(実はわたしもその立場なのですけど)ということであれば、まったく方法がないわけでもありません。完全なるゴリマッチョは無理でも、単なる細マッチョに終わらないからだ作りは可能であると考えます。そのためには、かなりの追い込み手法を実践する必要があります。 例えば、腕立てであれば、手を上げ底して胸を沈ませる下限を大きくし、手幅も肩幅の2倍まで広げる超ワイドスタンスとして、足位置を高くしたデクラインプッシュアップ(大胸筋上部用)、足を床置きした通常のプッシュアップ(大胸筋中部用)、また、別種目のディップス(大胸筋下部用)という3種目を、ノンロックスロー、すなわち、完全に上げきらず肘をやや曲げたところまでにして筋緊張が抜ける休みを作らないようにして、実にゆっくりと動作する、例えば5秒上げ下げ、さらには10秒上げ下げ、これを完全限界までやる、30〜60秒のインターバルで、その5セット(3種目ですから、合計で15セット)、このようなトレーニング内容です。 |