NO.812569 ・テルさん(男性/99歳) 2013/03/27 05:15:00
|
こわい経験というか…いやな経験をしたんだね。 今もそのトラウマに苦しんでるんだろうね… もしかすればコレが役に立つかもって話を一つ書いてみます。
貴方は犬は好き? 或いはネコでもいいんだけど…? とりあえずここでは判りやすいように犬で書くけど、 犬は元来人間にとってとても仲良くなれる動物で、優しくて可愛いし好きだって事を体全体で表してくれるし、どんな時でもどんな自分でも受け入れてくれたりする。 最初犬は近づいてきて興味深げにクンクン匂いを嗅いできてこの人大丈夫かなどうかなって不安がりながらおどおどと尻尾降ってきて悪い人じゃないって判ると尻尾いっぱい振り出してぺろぺろ手を舐めながら甘えてきたりする。そして従順だし面白いし優しいし可愛いし…
でも、小さい頃犬に噛まれた人は犬がこわくなる事がある。 犬の姿を見るだけで怖くて動けなくなったりする事もあるんだよ。 その噛まれた事がトラウマになって犬が怖くて怖くて近づけなかったりするんだよ。 そのトラウマが出来た人って可哀想だよね…。だってたまたま噛まれた犬が不機嫌だったのか悪い犬だったのか、又は知らない内に犬にとって怒らす事をしちゃってたのか、とにかく“たまたま”その犬に噛まれてしまい、だから犬が本来は人間にとってとても優しくて仲良くなれる動物でとても可愛くてとても癒されるそんな動物なんだって事を味わえないんだから。 犬がとても可愛くとても優しい事を知ってて、犬は元来優しいんだって事を知ってる人からすればとても可哀想な事…
どうしてそうなるかというと、それは“噛まれた経験”というイヤな記憶だけが残りそれ以外のその前の経験や記憶が飛んでしまい無い(無くなった)から。 だからそのイヤな記憶だけに縛られ、犬を怖く感じる…だけになっちゃうんだよ。そのまま長い年月が過ぎると“犬=怖い”という風に認識が固まってしまい堅いトラウマが出来てしまう…
でもその“犬は怖い”という恐怖心を実は誰もが克服できるんだよ。 それは犬は怖いんだという事を過去の記憶に縛られ感じながらも、でも犬は本来優しいものなんだって事をまず頭で理解して、でもやっぱり怖いからビクビクはしながらも、そしてやっぱり怖いから震えてしまう手をそれでも“そ〜っ”と差し出しながら…そうやって“噛む犬もいるけど、でもそうじゃない犬もいるんだ”って事を新たに経験していったそんな人だけは“犬は怖い”という経験を薄める事ができて…トラウマになるのを防げたりする。 また、トラウマになった人でも改めて“犬って優しくて可愛いんだ”って事を新たに経験させてあげる事で実はそのトラウマを消してあげる事もできたりするんだよ。 それを“経験の上書き”とか“記憶の上書き”って言うんだよ。
貴方の場合はその経験の上書きや記憶の上書きがまだ出来ていないので今も怖い思いを感じてしまうしその時のイヤな思いに苦しめられたりもする…
でもそれはその件によってそれまでの経験や記憶がそのショックから飛んでしまって…それ以降に新たに上書きされる経験や記憶を持ててないから…とも言えるんだよ。 世の中には噛んでしまう犬もいるようにその反対にとても優しい犬もいるもんなんだ。男も…優しい男の人っている。とても優しい人っているものなんだよ。 例えば、見た目や言葉使いが怖く感じても実は心の優しい人って多くいる。 そういう“優しい人”に出会ったら、怖く感じるかもしれないけれど、そしてビクビクしちゃうかもしれないけれど、それでもその震える手を“そ〜っ”とでもいいしゆっくりでもいいのでその手を伸ばしてみて“イヤな人ばかりじゃないんだ”って事を経験しその経験を重ねていく事で…今縛られてしまっているイヤな思いや怖さから解放される事が出来る。 逆に言えば、怖い記憶に縛られたまま怖いからとずっと手を伸ばさないままにしているとそのイヤな記憶や経験を自分が自分でトラウマにしてしまったりもする。
ポイントとしては… 特に“性”の事にも絡むので“優しそうな人”ではなく“本当に優しい人”を選ぶ事…特に10代だと相手のルックスや見た目といった表面的なものについつい左右され重んじがちだけど、ルックスや見た目といった表面的や外見的に見える優しさなんかでは決して選ばず、実際の行動や、言葉と言葉の間に垣間見えるホンネの部分はどうかで相手を見て『本当に優しい人』を選んでそういう人と『記憶・経験の上書き』をしていったらいいと思います。 出来れば貴方のイヤな経験もちゃんと理解して受け止めてくれるような人であればいいんだけど…
とにかく、そういう感じで『記憶・経験の上書き』がなされていけばイヤな記憶に苦しむ事から解放されるので安心したらいいよ。。。 心配しないで。。。 そしてあまり考えすぎないでいいからね。。。
|