NO.812130 ・テルさん(男性/99歳) 2013/03/22 15:08:26
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学歴は“貴方はどうか”というのがまだ判らない時に評価の参考にするものなんです。 つまり、“いったい誰を雇うのがいいか”というような、貴方は実際にはどんな人なんだろうってのを“憶測する際”に参考にするものなんです。
でも働き始めた後は、“貴方はどうなのか”は貴方の実際の仕事ぶりや実績(結果)で評価がなされるわけです。 会社としてはいくら一流の大学を出ていようが月に100万の売上しかあげられてない人よりも、高卒や中卒であっても月に1000万や1億の売上をあげる人の方が大事だし手放したくないし価値があると評価され、そして価値があると思われるからこそそういう人には給料も多く出すものです。
つまり、まだ自分の実力が実際に試されてない段階での選択には“学歴”や“経歴”や“資格”は重要になりますが、或いは仕事によって必要な資格はあったりしますが、実際に自分の力が試されるようになってからはそういったものよりも“貴方自身の仕事ぶり(実際の結果)はどうか”が何よりも問われる事になります。
あくまで私個人の考えですが… スタート時の初任給の給料なんて後から振り返れば実質いくらだって良かったりします。 実際の所、30代や40代の働き盛りの頃の給与がとても高額になる超一流の商社であっても初任給は貴方と同じか場合によっては貴方より低い事もあったりします。
かくいう私も最初の頃は“給料の額”にこだわり、そういったスタンスの視点を持ったが故に多々の失敗も経験し…『お互い仕事初めて15年でこんなに差が出来たんやな』と、いい会社に入ったかつての親友に言い捨てられこの上ない惨めさと悔しさを感じた事がありますが、今は彼の生涯年収を超え彼の出来ない事も出来るようになり、自分のガンバリ次第で更に増やせもして彼より強く彼より自由な立場にいられていたりします。
そんな私に生きるという事はどういう事か、仕事をするとはどういう事かを“見せ”てくれた人は貴方と同じ高卒の資格しか持っていない人でした。その人は有名でもなんでもない会社勤めから自分の会社を興しいくつもの会社を作っては整理もし、でもその一つを上場させて、今もまた新しい事を日本にとどまらず他国で始めていたりします。時代の波には乗ってなくてもです。
資格はそりゃあった方が得な事もあるしコンプレックスがあるならそれを解消する事ももちろん素晴らしいと思います。 でも時にはその“コンプレックス”自体が代えがたい強いエネルギーになったりしもするものです。
私もまだこれからの身ですが… 違う立場違うスタンスにはいますが、共にがんばっていきましょう…。
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