NO.808712 ・汚ネコさん(男性/31歳) 2013/02/14 17:46:30
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はじめまして。医学を学ぶ学生です。自分も小児期に気管支喘息をわずらっていたので辛さが少なからず分かります。
何か努力で改善できるかというと肺活量、つまり呼吸筋ならびに呼吸補助筋をリハビリテーションによって鍛えることが有効だと思われます。
手順に従って行うことで一定程度の効果が出てくると思いますのでお試し下さい。
ステップ1 腹式呼吸法の習得
@壁に背をつけてお腹が膨らむよう鼻から息を大きく吸う。これによって横隔膜を使って息を吸うことができます。
A『つ』の口の形で『つーーーー』と声を出さず息だけを長く吐く。これは一番息を吐き出しにくい口のカタチであり、抵抗をかけることで呼吸筋を鍛えることができます。 この時にお腹が凹むよう息を吐き出し、少しずつ身体を前に丸めて息を絞り出して下さい。
B息が出なくなったらつー…と自然に吐き切り、鼻からまた息を吸ってお腹を膨らませて下さい。 この一連の流れを3回繰り返し、一日3セット以上繰り返して下さい。これによって横隔膜だけでなく、腹横筋という深いところの筋肉も鍛えることができます。
ステップ2 水中で息を吐く鍛錬
@洗面器に水を張り、顔をつけて思いっきり息を吐切って下さい。これをすることで水が負荷となり、呼吸筋を鍛えることができます。単純な方法ですがかなり有効な方法です。
ステップ3 呼吸補助筋の鍛錬
@腕立て伏せ。できない場合は壁に手をついて身体を預ける方法をやってみて下さい。目的は肩甲上肢体の筋(大胸筋・小胸筋・上腕二頭筋・上腕三頭筋…etc)の鍛錬です。これによって呼吸が楽にできるようになります。
あとは空気が澄んでいるところで過ごす、寒暖差に気をつけて冷気や乾燥に注意するなどの予防法が有効かと思われます。
お大事に。 |