NO.802576 ・テルさん(男性/99歳) 2012/12/09 08:17:26
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えらい事ですね... かなり色んな葛藤や苦悩があるのではとお察しします。
ただ、これは慰めにもならないかもですが...、昨今の若者が将来に夢も希望も持てず前向きに生きる事をすぐ諦めやすく、引きこもったり死ぬ事を考えやすい悲観的で後ろ向きな性格...そんな性質は、その若者の親の世代が“子供の為だ”といって自らの夢や希望やしたい事を諦める事を良しとしてきたそんな親の後ろ姿や思考の反動であるとも言われていたりします。
それで言えば自分が欲しいと思うものに向かって外に出ていき挑み苦労も犠牲も恐れない、その前向きな姿は結果として上手く行くかいかないは別にして、子供に“生きる”という事の本質や怖さやその実際についても直接親の背中で学ばせるそんないい機会になるのかも... もちろんそれを“不幸な事”として貴方や周りの人が捉えていたら子供には不幸な事としか取れなかったりしますがね。
まあそれはおいといて、どうすれば仕事優先を説得して“変える事が出来るか”についてなんですが、“AかBか”という選択肢に限定してしまうから“AかBか”のどちらかの答えしか出せなくなる...とも言えるわけです。おそらくそのように相手がAを主張した時にそれと異なる対峙したBという形を見せてしまうので、だから相手は"A"という答えに頑に固執しなくてはいけなくなったかと。
なので“AかBか”の選択肢に狭めるのではなく、言うなれば“AかBか”という極論に持っていかないようにする事で...つまり、相手の望みを認めるスタンス立って(言い方悪いですが立ったようにみせて)相手の望みを実現するのにいかに他の事も犠牲にしないようにするかを一緒に考えていく流れを持たせ、そこで相手が“イエス”としか言えない事を並べていく事で相手の妥協を引き出させその妥協の割合を増やしていく...というようなやり方があるかと思います。
とは言っても、“東京に行かなくては”という部分は相手には現状では必須不可欠要件なので、そこは認めてあげるスタンスはやはり必要かも... その上で、その『弟子としての奉公先が実際はどうか』といった相手にとって重要で具体的な部分や夢の実現に違う道筋があるかといった話を応援するスタンスで提供しそこから迷いを生ませるなんかが...場合によっては相手の結論を大きく変えさせたりするヒズミ作りになったりするのではないかと。
敵対スタンスになるのではなく、相手に寄り添うスタンスを取る事で相手は耳を開きますし、相手の“味方”になる事で貴方も、そして奥さんの方も互いがそれぞれ見えなかったものや見なかったものが見えてくるといった事もあるので、そこから今までの流れとは違った進め方ができる...かもしれないですよ。
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