NO.802431 ・やきいもバクバクさん(女性/30歳) 2012/12/06 23:55:21
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難しい問題みたいですね。 何年か前に、映画『それでもボクはやっていない』という痴漢冤罪の話を観て、少し調べたのですが・・・
まず、痴漢で逮捕された人の99%は本当に痴漢しただろう人らしいのです。 だから、警察官も裁判官も『痴漢の事件』というだけで「本当に犯人なんでしょう?」と思ってしまうそうです。
痴漢の冤罪が増えたことで、裁判所は「物的証拠を大切にしよう」と動いているそうですが、まだまだ被害者の証言が大切にされていて、被害者の証言だけで有罪判決になることもあるそうです。 痴漢の物的証拠とは、容疑者の手に被害者の下着の繊維がついていないか科学的に調べたり、被害者の下着に容疑者の皮膚細胞がついていないか科学的に調べるそうです。 盗撮なら画像が残っていれば、わかりやすいですよね。 物的証拠には欠点があって、本当に痴漢があっても証拠が残らないこともあるので、物的証拠を重要視しすぎると本当に犯人なのに無罪にしてしまうことが起こるかもしれません。
さらに被害者側にも原因があって、被害者は犯人の顔を見ていないことが多いそうです。怖くて相手の顔は確認できない。 手だけ見たとか、「後ろの人が犯人だろう」という思い込みとかで「この人、痴漢です」と言うそうです。
じゃあ、やっていないのに「痴漢です!」と言われてしまった人はどうすれば良いのかいうと・・・ 弁護士さんがネット上に書いている意見ですが・・・「やっていないことを伝えて、被害者に免許証を見せるなど身分を証明して、逮捕されないように警察が来る前に立ち去る。」だそうです。 身元を証明するのがポイントのようで、被害者に身元を伝えていれば逃亡にはならないようです。 痴漢では逮捕状が出ないことがある(被害者の証言が曖昧とか)そうで、逮捕状が出ないことを祈りつつ、自分の立ち位置や被害者の位置を忘れないようにメモしておく。 立ち去れそうにない場合は、すぐに家族に電話して弁護士を探してもらったほうが良いみたいです。
逆に考えると、本当に痴漢された女性はハッキリした証言が言えるように犯人の手と顔が繋がっていることを確認しておいたほうが良いのだろうと思います。 犯人の目を見るのは怖いですけどね。
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