NO.787127 ・とれ〜にんぐまにあさん(男性/40歳) 2012/07/27 02:44:49
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>1ヶ月で4キロの減量を考えています。
現在の身長・体重、さらに体脂肪率といった、体構成の基本情報がないため、正確な断言はできませんが、基本的に、1カ月で数kgの体重減少を図ることはあまり期待しないほうがよいでしょう。 減量の本目的は体脂肪量の減少であるはずですが、体脂肪量とはそんなに簡単には減少しません。 ただし、実際のダイエット経験報告では、1カ月で数kgの体重減少できたとするものも少なくありません。これは、本来目指す体脂肪量の減少以外の、食事量の減少による消化器官内に滞留しているものの減少、体水分量の減少などによる結果が大きいです。 1カ月で4kgの体重減少とは、数字的には不可能ではないと思いますが、その中身については注意してください。体重は減ったけど、体型変化はあまりないというになる可能性が大です。体重減少の量の数字を気にするよりも、体型そのものの変化を効果的に狙う方法を考えましょう。
以上、前置きというか、誤解を解いておきます。 では、本題です。
>体も硬いし、体力、筋力全くないのですが、 >加圧トレーニングとヨガのどちらがいいと思いますか??
加圧トレーニングにせよ、ヨガにせよ、筋肉に働きかけるトレーニング(筋トレおよびストレッチ)ですから、実は完全に効果が出るためには時間がかかります。完全なる効果を期待するなら、最低3カ月は必要です。これは、トレーニングの内容・性質の問題ではなく、からだそのものの仕組み(からだを変化させる仕組み)による、どうしても必要な時間なのです。 ただし、どうしても短期間(1カ月)でなるべく効果を感じたいということであれば、わたしはヨガのほうがよいかと思います。 加圧トレーニングは、腕付け根や脚付け根を加圧することで、腕や脚の筋肉に効果的に刺激を与えることができます。決して楽なトレーニングではないため(特に運動経験のない人には、いきなりではしんどい)、そのしんどさに耐えるべく体幹の筋肉群にも、ある程度の刺激を与えることはできます。言い換えると、体幹の筋肉群への刺激は間接的なものになります。 ヨガの場合、まず呼吸を重視するため、呼吸筋群、つまり、体幹の筋肉群への刺激が直接的となります。もちろん、四肢やからだ全体に働きかける動作をするのがヨガですが、どの動作においても、呼吸筋群、つまり、体幹の筋肉群への刺激が重要となるので、正しいヨガ動作ができていれば(という前提で)体幹への刺激が効果的に得られます。 先に、本来のダイエットの効果である体脂肪量の減少にはとても時間がかかることを申し上げましたが、ダイエットの効果として見過ごせないもう1つの重要なポイントとして、姿勢の改善ということがあります。姿勢を改善するだけで、ウェストが(あくまで数値上)引き締まったり、その延長で(将来的に)体脂肪が燃焼しやすくなったりします。 この姿勢改善とは、体幹の筋肉群を刺激して、本来の働きを取り戻させることで可能になります。
>ちなみに、腰痛がひどいです。。。
この問題を解決する意味でも、体幹の筋肉群を刺激して、本来の働きを取り戻させ、姿勢改善を行うということは重要でしょう。
以上の点から、示された選択肢であれば、ヨガがよいと、わたしは思います。
もちろん、ダイエット目的であれば、正しい食生活を行うことが前提ですので、(もし、これまでが食べ過ぎ傾向であれば、それを改善、栄養バランスが悪いのであれば、糖質過多や脂肪過多を改善し、適切なタンパク質摂取など不足が生じないようにすること、よって)いたずらな食事制限、食べないダイエットや特定栄養食品に期待しすぎるダイエットは行わないように、そして、何より夏場ですので、適切な水分摂取(目安は1日に1.5リットル以上)といったことにも留意されてください。 |