NO.779940 ・ぎすちゃんさん(男性/38歳) 2012/06/18 21:07:24
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セクシャリティの問題については、私は不問とします。
献血資格の件についてお返事いたします。
献血の多回経験者である質問主さんからすると、献血時の事前問診(自己申告チェック)にひっかかってしまう経験をされたというご認識は確かでしょう。ちなみに、私も献血回数が数十回におよぶ者ですので、よくわかります。 ただし、献血時の事前問診が怖れているのは、献血者がHIV感染者であるかどうかであり、献血時の直前に、問診で問われる行為をなさると、HIVの感染・潜伏期間からして、HIVに感染しているかどうかが確定できないということです。採血したものは必ずHIV感染検査されますが、その検査結果が確定する前に採血が医療利用されてしまうという時間的ズレがあるために、後の祭りとなることを怖れているわけです。
男性同士の性行為がHIV感染の問題となるのは、実は異性同士でも同じことなのですが、ペニス・肛門(さらには女性器・膣)といった粘膜部分が性行為で傷つきやすく(非常に微細な傷ではあるのですが、ある程度の高確率、つまり毎回傷つくものである)、その傷口から血液感染してしまうということです。
こうした理由から、互いの粘膜を摩擦刺激するなどして、微細な傷を生じさせ、体液を介した血液感染を引き起こす行為をしたならば、HIVの感染の恐れを100%否定できないということです。
逆に言えば、同性愛の性交渉であっても、上記行為を行っていなければ、可能性はかなり低いと言えます。キスをすることで口内粘膜を介した感染の恐れも否定できませんが、口内に傷があった場合という条件付きです。質問者さんのケースはかなり感染危険性の低いものだったと思われますが。
献血時の事前問診は、あくまで自己申告であり、絶対条件ではありません。嘘をつけということではありません。既に問題のない過去のことについては不問に付してくれます。私も子供の頃の病歴を正直に申告していましたが、今現在に何の問題もないということから、献血前の医師診断でのお医者さんのアドバイスで、今後はわざわざ正直に申告しなくてもよいとなりましたから。
そこで、保健所でのHIV感染検査をなされてはどうでしょう? できれば、性行為のお相手だった方にも検査をお願いされてはどうでしょう? これで互いにHIV感染が陰性であると検査結果が出たならば、こうした経過を献血前の医師診断で正直に告白して、判断を仰ぐという手があると思います。そこまでの入念な確認が行われたのであれば、おそらく、献血に問題はないと判断してもらえそうな気がします。 |