NO.773677 ・理想ちゃんさん(女性/20歳) 2012/05/14 03:11:03
|
はじめまして。 ご指名ありがとうございます。 わたしのことは以後敬称抜きの「理想ちゃん」とお呼びくださいませ。
リストカットに関するレスは何件か書いているのですが、ここでは改めて述べてみます。
まず、ぱんださんはなぜリストカットするのですか? 切って、どうなることを期待しているのですか?
わたしは中学一年生のときに自殺を図って、大ケガをしました(本当は言いたくてたまらないのですが、何自殺をしようとしたかは、伏せます。個人を特定されますから)。身体の治療に長く入院したし、自殺を図ったことで精神科にもずいぶん通いました。
とにかく死にたくてたまらなかったのですが、周りの理解は得られず、ずっと抑圧されていました。治療の為の精神科なのに、もっともっと病みました。ネットで病気や薬について調べて、飲んでみたくなって病院でせがんだり、自傷画像に感化され再現してみたりしました。
それでも実際に死ななかったのは、最初の自殺未遂で、身体が思うように動かなかったからです。今ではだいぶ快復したのですが、障碍が残りました。だから本当に死にたい時期に、飛び降りや首吊りを実行できなかったのです。
わたしにとってのリストカットは、“本番”ができない欲求不満を解消する為の『自殺ごっこ』でした。
プリンの空き容器に、手首の血を溜めていました。 やがて血が腐って臭うようになり、トイレに流して捨て、そのあとは洗面台を朱に染めて遊んでいました。
自分を傷めつけるのが楽しかったのです。他人に傷つけられるよりも、よほど深く自分をぐちゃぐちゃにして、他人のつけた傷を忘れたかったのです。
それは確かに救われることでした。絶対的な効果はありました。
死にたい理由は、 ●思春期と、 ●家庭環境と、 ●学校で男子に妙なあだ名をつけられたこと、 そんなことが重なっただけなのです。
自分のことながら、こんな小さな悩み、誰だって抱えているものです。好きなゲームをする時間がない、吹奏楽部に入ったけれどセンスがない為にちっとも上手にならない、勉強は好きだからテストで高得点が取れるけれど授業は嫌いだから成績はよくない、そんな些細な些細なことの積み重ねです。
それがある日、決壊しただけなのです。
リストカットをやめるきっかけは。 くだらないことなのですが。
じゅうたんを血で汚したとか、ガーゼや包帯をお小遣いで買ってまで切りたいわけじゃない(でもカッターナイフは何十本も買ってありました)、出血多量で死んでもいいが破傷風になるのはイヤ、そんなことから始まりました。
そしてあるとき、姉と言い争いをして、腹いせに目の前でリストカットしてしまったのです。ちょっと想定外に深く切れました。姉のこともひどく傷つけてしまいました。
その日は金曜日だったから、週明けに病院に行ったのですが、創が深いから縫合が必要だと言われました。手首を縫いました。
そのときに思ったのです。
カッターナイフ一本で充分に死ねる。 死ぬ気がなくてもうっかり切りすぎれば助からないかもしれない。 もういいや。部屋が汚れてしまう。
死ぬときにはきちんと死にたいのです。うっかりなど困ります。まだやり込み中のゲームがあります。
誓ったのです。 本当に死ぬ為にしか手首は切るまいと。
その代わりにオーバードーズを何回もしました。それこそ死ぬつもりで大量に飲みました。母が一度も救急車を呼ばないから、何度も懲りずに繰返しました。
8年間で3回引っ越しましたが、クスリはお守りみたいにずっと溜めていました。いつか死ぬ為に、死のうとしたときにすぐ飲めるように。捨てたのはつい先週です。
つづきます。
|