NO.765738 ・エースさん(男性/99歳) 2012/04/01 23:14:03
|
発熱を伴わない急性の下痢は、たいてい非感染性下痢です。 殆どは食べすぎなどによる食事性の下痢で、それ以外には冷たい牛乳を飲むと起こる乳糖不耐症、エビやサバなどの魚介類や卵などの食品に対するアレルギー性下痢などがあります。
対処 下痢の原因がわからないままに、下痢止めを使って症状だけを止めてしまうのは好ましくありません。 特に急性の下痢は腸内の悪いものを速く排出しようとしている状態なので、下痢止めを使うことで症状が重くなり治りが遅れる場合があります。 血液が便に混じったり、臭いや色のおかしい便が出るなど普段と違う時は内科を受診してください。 また、下痢の場合は、体外に水分が失われるので水分補給が大切になりますが、同時にナトリウムやカリウムなどの電解質も失われるので、それらの補給も必要です。 スポーツ飲料などが吸収もよくおすすめです。 果汁飲料もよいのですが、腸への過度の刺激を避けるため、冷たすぎるものや柑橘類、炭酸飲料などは止めましょう。 糖分補給も必要ですが糖濃度が濃すぎるとかえって下痢を誘発します。 食事は吸収がよく刺激の少ないものにします。 特に香辛料やアルコール、脂肪の多い食事、不溶性食物繊維、固すぎるものは避け、よく噛んで食べるようにします。 緑黄色野菜はビタミンやミネラルが豊富なので、裏ごししたり柔らかく煮て食べます。 また、一度に大食すると負担が大きいので、少量ずつにして食べる回数を増やして下さい。 |