NO.753911 ・ぐったり侍さん(男性/29歳) 2012/02/01 01:54:53
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>2、5、7なんかは企業が売り上げを伸ばすのに、風習や文化を利用して狂わされた感じもするし、よく考えて見ると日本って案外はちゃめちゃな文化になっていたりするんですね。
この認識は明らかな間違いですよ
2はそもそも神仏習合という、神道が基本の日本の中での仏教の発達によって同格化された文化がありますし、クリスマスはキリスト教としての発達ではなくイベントとしての発達です。
そもそも「文化」っていうのは閉じた社会で発達もすれば、伝わって融合したり変化するものです。
そして、宗教がむちゃくちゃなのではなく、文化として多様性を受け入れ、「ありがたいもの」を「ありがたがる」っていう基本的な信仰心が古来からあるんです。
えーとですね、食べ物で考えるとわかりやすいんじゃないかと。
「カレーライス」 は洋食ですが、日本独特の料理といえます。 海外から輸入されたものですが、日本で独自の発展を遂げ、本来のカリーとはまったく別のものになっています。
カレーはうどんにもかけるしパンにも入れるしオムレツにもかけたりします。カレーのコロッケがありますしポテトがあります。 でも、カレーや食文化が「めちゃくちゃ」になってるわけじゃありません。
宗教文化を商業で利用するのは別にどこの世界でもやってますし、海外からあとから入ってきたなら、それは宗教的要素よりイベント的要素になるのはむしろ必然です。
一神教が国教としてあるというのは、ぶれない、という利点もありますが、同時に価値観の許容が狭くなったり、多様性が消えたり、それ以外に対する差別や迫害がおきやすいという問題があります。
日本のように宗教の枠がゆるいというのは、ご指摘の通りカオス的な文化が生まれますが、それは多様性や発展の側面なのです。
めちゃくちゃ、という言葉をあえて使うなら、「めちゃくちゃ」というのはまさに文化の発展、発達が生まれている、ということにもなるのです。 |