NO.753183 ・とれ〜にんぐまにあさん(男性/40歳) 2012/01/28 01:25:23
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まず、お約束のBMIを計算すると、54÷1.62÷1.62=20.6。BMI=20あたりとは、いわゆる美容体重です。健康標準体重であるBMI=22よりも、スリムであることは間違いありません。 小食でいらっしゃること、この体重を2年くらいキープできていることからすると、健全な食生活を実践なさっており、からだの声としても安定快適ということになるのでしょう。
停滞期という言葉なんですが、誤解のないように説明しておくと、からだというものは変化することを好まない性質(恒常性)をもっていますので、ダイエットといった刺激を与えられても、いずれなんとか安定させようという働いた結果、安定を復活させた状態なのです。停滞期というと悪者に聞こえますが、健康のこと、からだの自然な作用を考えれば、正常安定期という言い方のほうが正確なんです。逆に言えば、ダイエットで体重が減っていっているときとは、からだに言わせると異常不安定期ということです。
話を戻すと、BMI=20あたりである現在の体重は、からだの自然な作用としては健康の下限なので、さらに体重を減らそうということは、からだの自然な作用に逆らうことであり、他の方もご指摘の通り、健康を害することになりかねません。 特に「あと10キロは痩せて」という設定はあまりに無理があります。巷の情報に振り回されず、はむんさんにふさわしい適切なあり方を正しく理解して、からだ作りされることをおすすめします。
おそらく、もっとスリムな体型になりたいということなのでしょうから、これから考えなければならないことは、「痩せる」ことではなく、「引き締める」ことです。食事に留意するだけのいわゆるダイエットでは、「痩せる」ことはできても、「引き締める」ことは難しいです。「引き締める」ためには、運動が必要となります。
腰を痛めていらっしゃるとのことですが、だからと言って、腹筋運動・背筋運動が禁止されるとはなりません。やり方次第ということです。むしろ、腰の悪い人ほど、適切な腹筋運動・背筋運動を行う必要があり、それによって、腰の悪化を防止することができるようになります。 やり方次第ということですから、上半身を曲げ起こすいわゆる腹筋運動(シットアップ)や、うつぶせで背中を反らすいわゆる背筋運動(バックエクステンション)は、腰の悪い人は避けたほうがよい種目なのは確かです。試してみても、しんどさや痛みで続けられなかったことでしょう。 腰の悪い人の場合、おすすめの腹筋運動としてはニートゥチェスト、おすすめ背筋運動としてはいすに座った状態で上体を曲げ起こす形の体幹バックエクステンションがあげられます。詳しいやり方はネット検索で「ニートゥチェスト」「体幹バックエクステンション」を調べてみてください。 また、おなかへこまし系の体幹トレーニングもやりやすいと思います。いろんな種類・呼び名がありますが、ひとまず「美へそダイエット」を調べてみてはいかがでしょう。
下半身の強化ということも重要です。下半身には大きな筋肉がたくさんあるため、鍛えると代謝向上に大きく貢献しますし、筋肉が元気になることによる体型の引き締め効果も大きいのです。筋トレ種目であれば、ランジ、ワイドスクワット、カーフレイズなど、また、ウォーキングやランニング(途中に、上り坂や階段があるとベスト)でもいいと思います。実際、わたしも腰が悪くて、たまに腰が爆発するのですが、リハビリとして正しい姿勢でランニングすると快調になるんですよね(あくまで個人的見解ですけど)。
いずれにせよ、何か新しい刺激をからだに与える、トレーニングでもスポーツでもなんでもからだを楽しく動かすことを試してみることで、からだに変化を起こせる可能性はあると言えるでしょう。もちろん、無理のない範囲で。 |