NO.749107 ・とれ〜にんぐまにあさん(男性/40歳) 2012/01/07 22:31:57
|
なるほど、事情がよくわかりました。
では、こう考えてみてください。
まず、中学のときが痩せすぎだったのです。そのときは身長に見合う体重ではなかった。 もちさんとしては受験〜高校1年生の間の食生活や体重増加が異常に感じらているのかもしれませんが、もちさんの「からだの声」としては「やっとこ栄養が入ってきて、なりたい体重にやっとこなることができる!」と喜んだというところではないでしょうか。 おそらく、もともと(幼少時〜中学時)痩せ体型だったということでしょう。それは成長期前のいわば「少女」のからだです。 そして、高校生になったもちさんに成長期の本当の効果が現れて、身長と体重のバランスをとる、「大人の女性」らしいからだになってきたということです。
もうひとつ、部活に励むことで、からだに刺激が入った、運動選手としてふさわしいからだになろうとからだが正しい反応をしたということでしょう。以前の痩せすぎでは運動選手として耐えられないので、からだがそれに順応して、順応結果に見合う体重に今なっているということです。
先のレスでも述べましたが、もちさんの体重は身長からして十分にスリムです。決して太っているわけでもない、標準でもない、むしろ痩せに近いものです。ただし、単なる痩せではなく、陸上中距離選手に特有のスリム体型として理想の体重だと考えます。だから、もはや体重そのものを気にすることにあまり意味はないはずです。
ただ、太ももの皮下脂肪の付き方(肉割れ?)が気になるということがあるのでしたら、体重の内訳における筋肉量と体脂肪量のことを気にしてみてください。ダイエットというか、からだを絞るという意味では、体重は今をキープしたまま、筋肉量を増やして体脂肪量を減らす、具体的な指標としては体脂肪率を下げるということです。一般女性の場合であれば、体脂肪率が20%くらいでもスリム体型と言えますが、アスリート女性であれば、体脂肪率18%くらいを目指してもよいと思います(注意:18%を下限としてください、体重は絶対に今より減らさないでください)。
そこで、ダイエット(体重減少)ではなく、肉体改造という感じになると思います。体脂肪減少は、普段の陸上トレーニングの有酸素運動で十分に行われていると思いますから、筋トレ(特に下半身と体幹の筋トレ)の導入がよいと考えます。女性らしいスリムな体型とする意味でも、陸上中距離選手としての筋持久力をつける意味でも、低負荷高回数の筋トレとしてください。 筋肉量を増やすと体重が増えるから逆効果と思われるかもしれませんが、確かに筋肉量が増えても、それで脂肪燃焼効果が高まって体脂肪がさらに減りやすくなるので、結果的には体重キープになるはずです。それに、低負荷高回数の筋トレであれば、適度な筋増量効果であり、女性はそもそもムキムキになりにくいですから。
食事のことも触れておくと、身長・体重に見合った適切なカロリーは必ずとってください。カロリーの総量を減らすことではなく、栄養の内訳に注意してください。高タンパク、適量の炭水化物、そして、低脂肪の食事としてください。控えめにすべきは、炭水化物ではなく、脂肪であるということです。お菓子の類はダメ、油やクリームやバターをたっぷり使った食べ物はダメということですね。 炭水化物(ごはん、麺、パンなど)は大事ですが、糖質(砂糖など)として摂取する量は減らしてください。お菓子の類もダメですし、盲点はジュースや甘いコーヒーなどのドリンク類のダメです。 ただし、ダメダメばかりだとつらいですから、たまの息抜きはよいですよ。あくまで「たまに」であって、毎日の3食を大事に正しくすることを心がけてください。 |